日常のありふれた音の記録です |
2025年4月 |
2025年4月26日 なんだか日ごとに夜明けが早くなり、寝坊助のオイラとしてはだんだん苦しい状態になってきている。とはいえ本日も可及的速やかに出発。すでに辺りは明るくなり始め、東の空には針金のように細い月と星がたった一つだけ浮かんでいる。早朝はかなり冷え込んでいて、朝のうちから風が強くなりそう。騒音も少し多めである。とりあえずマイクを下の池の上の端の檜林の中にセットして録音開始。本物だかマガイモノだかは別として、春もここまで来るとしだいにそれらしくなってきた。谷の向かいの斜面のヤマツツジはすでに散ってしまったが、こちら側はまだずいぶん残っている。桐の花は満開、藤もそろそろ満開だ。まもなく五月、いかにも春真っただ中という季節である。ただ音の方は少しづつ夏に近づいていく。昼近くなって気温が上がると日当たりのよい向かいの斜面ではハルゼミももの憂く鳴き始めた。明日も来れるかな。 | ||
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Sample.mp3 | 5分21秒 6.12MB 午前6時頃。録音を開始してまだ間もない時刻である。午前8時を過ぎれば上空を通り過ぎる航空機の数が急増。午前9時前から風が強くなる。早朝のわずかな時間である。しかし困ったことに早朝は平野部からの車の騒音が多い。まあ、大抵こんなもんだけどね。人工ヘッド"Pelias"とPCM-D100で録音。(すべての音響効果をOFFにして、ヘッドフォンでお聞き下さい / Please turn off alof sound effects and use a headphone) |
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2025年4月19日 早朝は霧が出ている。濃い霧ではないが川霧のようなものではなく平野全体に均一に広がっていて見通しが悪い。いつもは見えている遠くの明りが全く見えない。そのせいかどうか分からないが、道路わきの電柱に街路灯が全くないことに初めて気が付いた。少し早めに出たので、まだ暗いうちに到着するのではと思ったが、着いた頃には空全体が薄明るくなっていて、南からのかすかな船の音を除けば騒音も少ない。いい日である。さっそくマイクをセットして録音開始。しかし悲劇はここから始まったのである。1時間ほどでマイクを移動したとき録音機を見るとそろそろバッテリー切れ。これは予想していたので早速持ち歩いていてたバッテリーと交換したが、ついでにマイクのバッテリー切れも発生していて片チャンネルは無音状態になっている。これも交換して再び録音を再開。ところが引き上げるときに録音機を見ると何とポーズ状態である。唖然。こういうことは極めて稀だが、しかし頻繁に発生するオイラ的なミス。要するにポーズ状態の解除とカウンターの進行を確認していないのである。というわけで今日は録音は全滅。ファイルは過去の音から。 | ||
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Sample.mp3 | 3分07秒 3.56MB ・・・というわけで上記のごとく本日録音は全滅。ファイルは過去の音から。小型マイク"Kalivan"とPCM-M10で録音。(すべての音響効果をOFFにして、ヘッドフォンでお聞き下さい / Please turn off alof sound effects and use a headphone) |
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2025年4月12日 相変わらず上山田方面へ。というか5月ぐらいまではここがメインになりそう。わが家の南の山並みの山桜はとうに散ってしまったが、ここはまだいくつかの木が花をつけていて、いちばん開花の遅い木がこれから満開というところ。ヤマツヅジもまもなく本番だ。陽当たりが悪く春の到来の遅い谷の道もなんとなく本物の春らしくなってきている。うれしいことに今朝は騒音も少なめだ。マイクは2ヶ所に移動して録音。音の方も少しづつ本当の春らしくなってきた。本当の本物の春、早くやって来ないかな。もっともやって来たのに気が付かないうちに速やかにどこかへ過ぎ去ってしまうのだけど。 | ||
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Sample.mp3 | 6分18秒 7.22MB 前半は午前6時半頃、下の池の中間辺り。後半は午前10時前、上の池と真ん中の池の間で。かなり騒音の少ない日なのだが、それでも南の海からの船の音はここまでやって来る。航空機の音は相変わらずいつも通りだ。静かな朝はもう少し暖かくならないと難しい。人工ヘッド"Pelias"とPCM-D100で録音。(すべての音響効果をOFFにして、ヘッドフォンでお聞き下さい / Please turn off alof sound effects and use a headphone) |
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2025年4月5日 このところずっと上山田方面へ。もう4月も5日目なのだが早朝はうっすらと霜が降りている。先週ここはヒサカキの花が満開、自宅の南の山並みは山桜が今満開なのだか、こちらの山桜の満開はもう少しあと。ヤマツツジはまだ蕾のままだ。ツクシはなんとか顔を出したが、スミレは見当たらない。たしかに今年は春の到来が遅いのである。春のヤローいったい何やってやがるんだ。来るんならもっと手際よく来やがれ。といっても仕方がないのだが、今日はどうにもこうにもうすら寒い。空は良く晴れた青空なのだが陽光はか弱く、お天道様そのものはまるで昼行燈状態。花曇りと言えば聞こえがいいが、なんだか影の薄い天気だ。早朝は期待していたが、しだいに風が出てきて、おまけに録音機のバッテリー切れ。風も強くなってきたので午前10時過ぎに引き上げる。明日もあまり期待できそうにないかな。 | ||
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Sample.mp3 | 6分16秒 7.16MB 午前6時半頃。今日一日バッテリーは大丈夫と当てにしていたのだが、後で見たら1時間45分ほどでバッテリー切れでがっかり。早朝で下からの騒音が多い時間帯である。まあ春はまだまだこれから、後日に期待しよう。人工ヘッド"Pelias"とPCM-D100で録音。(すべての音響効果をOFFにして、ヘッドフォンでお聞き下さい / Please turn off alof sound effects and use a headphone) |
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