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 日常のありふれた音の記録です
2024年12月
2024年12月28日 今日はさしたる理由もなく鹿忍方面へ。まだ薄暗い中を目的地の坂道のところまでやって来ると、いつもの散歩のお年寄りが住宅地の方から上がってきた。ずいぶん早い時刻に散歩という気がしないでもないが、すでに午前7時前。ここにたどり着くまでに真っ暗な道を散歩する人に何人も出会っている。冬はまあこんなものなのかな。マイクを廃畑の向こう側の山際にセットして、あとはいつも通り一回りお散歩。ひと山超えて南の山を一巡りしてみたが、晴れそうで晴れない迷惑な曇り空。歩いていると寒いのだか暑いのだか良く分からなくなる。昼近くなるとしだいに風が強くなりしばしば突風状態。午前11時を半ば過ぎたあたりで引き上げる。今日も寒い午後になりそうだ。
Sample.mp3 5分24秒 6.19MB 下の平野からの騒音は小さくあまり気にならないが、早朝から航空機の音がほとんど隙間なくたっぷりと大サービスで入ってくる。季節により日により騒音は千差万別である。人工ヘッド"Pelias"とPCM-D100で録音。(すべての音響効果をOFFにして、ヘッドフォンでお聞き下さい / Please turn off all of sound effects and use a headphone)

2024年12月21日 早朝は気温も低く寒さは寒し、空一面の曇り空。昼前には風も強くなりそう。あまり気乗りしない天気だが、出かけないことには何も始まらない。もっとも出かけたところで大して変わりはないが・・・。着いてみるとやはり騒音極めて大。でもこれがこの辺りのこの季節の今日の音風景なのである。めげずに取りあえずはマイクをセットしてあとは録音機にお任せ、のんびりお散歩に出かける。海沿いの道を歩いている間はずっと沖の牡蠣棚の辺りを巡回するく船の音ばかりが大きく聞こえていたので、早めに引き上げて別の場所へ移動しようかと思っていたが、帰りついてみると意外にも海は静か。それに時間も遅くなりすぎたのでそのまま居続けとする。あとで聞き直してみると、散歩に出ていた時間帯は航空機の音の方がむしろ多いぐらい。湾の中までは届いてこないのかもしれない。11時過ぎに録音を切り上げ、山側の道を通って隣の集落まで。そこの無人売店で1袋100円のミカンをゲット。ケチケチ人間のささやかな年末の贅沢なのである。
Sample.mp3 3分27秒 3.95MB 前半は午前7時半頃、後半は午前9時15分頃。海からの音は沖の牡蠣棚を巡る漁船のエンジンの音。これからが牡蠣のシーズンのようだ。人工ヘッド"Pelias"とPCM-D100で録音。(すべての音響効果をOFFにして、ヘッドフォンでお聞き下さい / Please turn off all of sound effects and use a headphone)

2024年12月14日 先週に引き続いてまたまた知尾方面。というかこの時期はどこへ行っても車の騒音は避けられないし、とは言っても狩猟期間中なのであまり山の中をうろつくのも物騒。といったところで妥協の産物のこの場所へ出かけるのである。いつも通りマイクをセット。早朝から沖の牡蠣棚の辺りに船が行き来しているが、なぜか異様なほど海は静かである。水平線を厚く覆う雲の上に太陽が顔を出すのを待って、海沿いの道を隣の集落までお散歩。空は澄んでいるのだが昼近くなっても陽光はか弱く、なんだかこのまま日が暮れていくのではないかという気分になってくる。あとで撮影した画像を見て驚いた。色温度が低い、というより光が色褪せて錆び付いたような異様な色彩だ。初夏の鮮烈な陽光の輝きとはまるで正反対である。太陽系が間もなく終末を迎えるかのような光の色、黄昏の季節なのである。
Sample.mp3 4分00秒 4.58MB 午前9時過ぎ。すでに風がかなり強くなってきているが、その隙間という感じの時間。早朝から船の行き来はあるものの、海からの騒音はほとんど聞こえない。人工ヘッド"Pelias"とPCM-D100で録音。(すべての音響効果をOFFにして、ヘッドフォンでお聞き下さい / Please turn off all of sound effects and use a headphone)

2024年12月7日 先週に引き続いてまた知尾方面へ。まだまだ日に日に日の出が遅くなっているので少し遅めに出たが、着いたのはやっと東の空が明るくなり始めた頃で鳥もまだ鳴き始めていない。取りあえず懐中電灯の明かりを頼りにマイクをセット。このところ午後から夜半にかけて風が強く、今日も昼前頃から風が出そうだ。今日はのんびりと海沿いの道を上の休息所まで散歩。空は良く晴れて青く澄んではいるが、なんだか光が淀んだような濁った色で鮮やかさがない。午前11時頃に切り上げ、今日は工事もどうやら終了したらしい山側の道を隣の集落まで抜けて帰る。これからは寒さも寒し、厳しい季節だな。
Sample.mp3 3分57秒 4.53MB 午前7時半頃。あまり目立たないが、やはり冬は騒音が多く、近隣の交通路から隔たったこの場所でもなかなか避けられない。人工ヘッド"Pelias"とPCM-D100で録音。(すべての音響効果をOFFにして、ヘッドフォンでお聞き下さい / Please turn off all of sound effects and use a headphone)
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