日常のありふれた音の記録です |
2024年8月 |
2024年8月24日 相変わらず上山田方面へ。8月も余すところあと1週間ばかり、辺りはすでに9月の様相に変わりつつある。ただただ暑いばかりがまだ夏という感じ。上の池はほぼ干上がり、真ん中の池も水位は低下。下の池はまだ十分にあるが、日の出前に放流量の調整に下の集落の人がやって来る。谷の入り口の畑は薄暗いうちから軽トラがやって来て作業中である。オイラは散歩をしながらマイクを3ヶ所ほど移動して録音。なぜかここは巣を張るクモが激減。ほとんどクモの巣が見当たらない。集落に近く雑草の多い上の池の辺りもやはり同じ。雑草の茂る廃畑や堤防の斜面はあるのだがどうなっているのだろう。道端の雑草も毎年少しづつ様相が変わっている。9月は1年のうちでも昼間の音の少ない月。来週はどこへ行くかな。 | ||
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Sample.mp3 | 4分58秒 5.69MB 前半から順に真ん中の池の堤防の下の檜林の中、真ん中の池の堤防の上、下の池の堤防の下の水路の上の道で録音。人工ヘッド"Pelias"とPCM-D100で録音。(すべての音響効果をOFFにして、ヘッドフォンでお聞き下さい / Please turn off all of sound effects and use a headphone) |
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2024年8月17日 引き続き性懲りもなく上山田方面へ。午前5時過ぎ。谷の登り口に差しかかると、ベッドライトを点けた軽トラが一番奥の畑の傍にやって来ている。まだ薄暗いが、これから畑の草刈りということらしい。こんな早朝から草刈り機をブイブイ言わせたら近所迷惑そのものなのだが、集落からはかなり離れているので大丈夫なのだろう。連日の猛暑とカンカン照りの陽射し。とくに陽が高くなってからの長時間の草刈りは、熱中症にもなりかねない。とはいえ80歳近いお年寄りが昼前に直射日光の下で草刈りをしているところにはしばしばお目にかかる。これで大丈夫なのかと思うのだが、たぶん慣れているのだろう。このところオイラも草刈りは控え気味。曇りの日を待ち望んでいるのだが、のべつ晴天続き。なかなか都合いい天気には当たらないようだ。それはともかく音の方は閑散としていて、マイクを2ヶ所移動して録音したが、ほとんど遠くのセミの声ばかり。早朝の気温はそんなに低くはないはずだが、そろそろ秋が近いのかな。 | ||
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Sample.mp3 | 4分57秒 5.66MB 午前6時40分頃、下の池の上の端の檜林の中で。珍しく航空機の騒音が長い時間入らなかった部分から。人工ヘッド"Pelias"とPCM-D100で録音。(すべての音響効果をOFFにして、ヘッドフォンでお聞き下さい / Please turn off all of sound effects and use a headphone) |
2024年8月14日 前回と同じ上山田方面。今日は早朝から気温が高く、空は完全に晴れ渡ったピーカン状態。もっとも夏の空なので快晴とは言っても深く澄み切っているわけではなく、厳しい陽射しをさらに耐えがたくするような異様に明るい空である。マイクはずっと下の池の下の端近くにセットしていたが、午前8時を過ぎると気温はさらに上がり、いささか草臥れたようなセミの声ばかりになった。次回は少し場所を変えてみるかな。 | ||
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Sample.mp3 | 5分00秒 5.72MB 午前6時過ぎ、前回と同じ下の池の下の端近くで。早朝から気温が高く、さすがに午前8時を過ぎると鳥たちもすっかり静かになった。小型マイク"Slivikin"とPCM-M10で録音。(すべての音響効果をOFFにして、ヘッドフォンでお聞き下さい / Please turn off all of sound effects and use a headphone) |
久しぶりにマイクと録音機を接続しているコードの断線が発生。録音のほぼ3分の2ほどは左チャンネルが無音である。こういうコードの断線は意外と分かりにくい、というかなかなか断線の確証が得られない。芯線が複数の線でできているので、すべて断線しても断線個所はそれぞれの線でまちまちになる。つまりお互いに接触しているわけで、すべて断線したからといってすぐに導通がなくなるわけではない。おかげて毎回悩まされることになる。まずはお手軽にバッテリーのチェック。電圧は十分にあったのでコードの方がいよいよ怪しくなるわけだが、これがなかなか正体を現さないのである。何度テスターで当たっても異常なし、ということが多いのだが、今回は珍しく断線を確認できた。よほどスッパリと潔く切れたようだ。数年に一回のことなのだが、ついケチって怪しいながらもそのまま使い続けてしまう。結果は被害甚大。困ったことです。 |
2024年8月11日 前日はピーカンの天気にやられていささかうんざりしたので、きょうは午前中ほとんど陽の当たらない上山田方面へ。冬分は風が吹き抜けると寒いことこの上ないが、夏は木陰になるのでいっそ涼しげである。マイクは下の池の下の端近くにセットして午前中そのまま置きっ放し。こまめに移動して録るのとどちらがいいのかよく分からない。早朝は涼しかったが、午前9時を過ぎると気温も急上昇。今日も暑くなりそうだ。 | ||
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Sample.mp3 | 6分37秒 7.58MB 午前7時過ぎ、下の池の下の端近くで。もう鳴いている季節は終わってしまったが、今年はウシガエルが少なかった。カイツブリはあい変らず賑やか、あまり警戒心はないようだ。小型マイク"Kalivan"とPCM-M10で録音。(すべての音響効果をOFFにして、ヘッドフォンでお聞き下さい / Please turn off all of sound effects and use a headphone) |
2024年8月10日 あい変らず毒夏が続いているが、夜明け前は少しく涼しくはなった。とはいっても夜の大半は熱帯夜ではある。今日は長浜方面と決めて出かけたが、谷の道を入って行くと右手に空き地のある場所にイノシシがうろついている。言うまでもなくこれは不都合なので早速退去の交渉をしようと思ったが、よく見るとひも付きである。ひもというか鋼鉄のワイアーローブ。その先には小さなコンクリートのブロックがくっ付いているのを以前確認している。要するに罠にかかったイノシシなので退去の交渉は到底無理。最近は罠の見回りにだれも来ていないので、このまま炎熱の下で餓死の運命なのだが、手っ取り早くブチ殺されるのとどちらがいいのか分からない。なんだか他者の不幸を見捨てるようだが、基本的に干渉はしない方針なのであっさり見捨てて引き返し鹿忍方面へ。こちらは久しぶりなのでどうなっているか分からなかったが、下草はほとんど茂ってなくて何とか廃畑の中にマイクをセット。しばらく辺りをうろついて午前9時過ぎに引き上げ知尾へ向かう。敷井に着くと8月の初めには工事が終了するはずだった山側の道はまだ工事中で通行止。仕方がないので海沿いの長い道を通って知尾まで。今日は神社まで下りず、少し手前の山の中にマイクをセットして下の集落までお散歩に出かける。真昼の集落はセミの声ばかりで人っ子一人見当たらず、無人の村のように異様に静かだ。こちら側から工事中の山道を上ってみたが、まだ舗装ができていない状態で、8月いっぱいはかかるようだ。 | ||
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Sample.mp3 | 5分30秒 6.30MB 前半は鹿忍で早朝。後半は千尾の山の中で午前11時半頃。セミの声なんてどこでもいいようなものだが、ついお散歩重視で場所を選んでしまう。人工ヘッド"Pelias"とPCM-D100で録音。(すべての音響効果をOFFにして、ヘッドフォンでお聞き下さい / Please turn off all of sound effects and use a headphone) |
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2024年8月4日 何かと所用があり先週はお休み。今日は相変わらず長浜方面へ。2週間の間に本格的な真夏に突入という感じてやたらに暑い。過去にも厚い夏は何度も経験しているが、これまでで最も暑い夏という感じである。わが家の性悪猫は最初の暑さで完璧にノックダウン。無理矢理メシと水を詰め込んでなんとか復活したが、留守中の冷房は必須である。ケチケチ人間としてはなんとも悩ましい状態なのだが、何しろ死活問題なのである。猛暑はまだまだ続きそうだ。とりあえずマイクをセットしてあとはヨタヨタと散歩に出かける。一回り回って午前10時半過ぎに引き上げ、海沿いに敷居の無人売店へ行ってみたが今日は何もなし。それにしても暑いな。 | ||
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Sample.mp3 | 4分11秒 4.79MB 午前10時前。いつの間にか夏本番。聞こえるのはセミの声と鳴き残りのウグイスばかりである。水路の流れは出かける前に比べて増えている。のんきに散歩している間に近くの農家の人がやって来て、上の池の水位調節用の放水口の栓をひっこ抜いていったようだ。人工ヘッド"Pelias"とPCM-D100で録音。(すべての音響効果をOFFにして、ヘッドフォンでお聞き下さい / Please turn off all of sound effects and use a headphone) |
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