<< >> 過ぎ去った時からへ HOMEへ

 日常のありふれた音の記録です
2023年10月
2023年10月21日 少し早めに目が覚めたので少し早めに出かける。とはいっても早起きは三文の得なんて諺を信じているわけではない。どのみちそれは毎度のことながら午前中に確実に証明されるはずである。先週に引き続き長浜方面へ。いつもの貯水池のしたにマイクをセット。上の観光農園の工事はあいかわらず続行中だが、今日はどういうわけか早朝から重量級のトラックが上の道を行き来している。午前8時を少し過ぎた辺りて引き上げ、そのまま塩田跡沿いの道をぐるりと回って海沿いの道を一山越え穴石神社の海岸まで。今日は朝から気温が上がらないが、ここにきて空模様が険悪になり、風も出てきて気温もしだいに低下。ちょっと冬めいた天気になる。マイクをセットして北の浜まで散歩に出たが、下の太陽光発電所はしばらく前からなにやら工事中。午前11時を過ぎたあたりで引き上げる。帰りは山道を敷井へ抜けるいつものコース。道の補修工事の全面通行止めの看板は出ているが予告の状態、工事はまだ始まっていないようだ。敷居の無人の売店でカボチャを2個ゲット。1個100円也。今夜は冷え込みそうだ。
Sample.mp3 5分35秒 6.38MB 前半は長浜のいつもの貯水池の堤防の下、後半は穴石神社に続く海岸に下りる道の中ほど辺り。少しずつ晩秋めいた音になってきた。人工ヘッド"Pelias"とPCM-D100で録音。(すべての音響効果をOFFにして、ヘッドフォンでお聞き下さい / Please turn off all of sound effects and use a headphone)

2023年10月14日 しばらくぶりに長浜方面へ。空はほぼ全天の曇り空。あまり軽快な天気ではないが午前中は雨の心配はなさそうだ。8時を過ぎると上の方で工事が始まったので撤収して移動。平地へ下りて塩田の埋め立て地の広い農地を横切り、敷井から一山超えて知尾の海岸まで。下りの道の途中で集落の方から散歩に来ていた人に久しぶりに出会う。ほぼ一年ぶり。以前は毎日散歩をされていたが、この頃は週2日ぐらいとのこと。マイクをセットしてきたの砂浜まで散策に出たら、岩場の上に4人ほどの来訪者。釣り客ではないようだ。なぜだか今日は通り抜ける車も多い。少し粘って正午まで録音して帰宅。妙に閑散とした秋らしくない秋だ。このまま冬に突入するのかな。
Sample.mp3 5分04秒 5.80MB 前半は長浜のいつもの場所、後半は穴石神社へ続く砂浜へ下りる道。秋の賑わいにはまだほど遠い音だ。人工ヘッド"Pelias"とPCM-D100で録音。(すべての音響効果をOFFにして、ヘッドフォンでお聞き下さい / Please turn off all of sound effects and use a headphone)

2023年10月7日 早朝は一面の曇り空、星が見えない。あまり気の進まない天気だがいつも通り無節操に出かける。行き先は先週と同じ東の海。マイクをセットして集落の方へ下りていくと、途中の見晴らしの良い場所に朝の海を撮影しているらしいカメラマンが一人。元旦に一度初日の出を撮っている人を見かけたことはあるが、このあたりでは珍しい。といっても他で見かけることも殆どないけれど。下に下りると今日は気分を変えて堤防の外を一回り。防波用の大きな石積みの内側に申し訳程度の通路が付いている。帰りはいつもの埋め立て地沿いのコース。集落の方から自転車に乗ってやって来た、まもなくここの住人になる人としばし立ち話になる。京都の方からの移住らしい。車があれば生活に困ることもないが、鉄道もバスも通わない場所。免許を返納した後がちょっと心配だ。もっともバスがあったとしても、その時にバス停まで歩けるかどうかは別問題なのだか・・・。あまりにも音がないので切り上げて海沿いの道を南へ上がり、少し上の方でしばらく録音していたが、神社の草刈りが始まったので引き上げ、そのまま海沿いに長浜まで抜け帰宅。途中で一か所立ち寄ってみたが、なんだか今年は異様に殺風景な秋だ。
Sample.mp3 5分04秒 5.80MB 早朝、穴石神社へ続く砂浜の奥の藪で録音。あい変らず9月の続きのような音だ。先週は鳴き始めていたウグイスも今日は地鳴き状態。気温だけ妙に低く夜間は寒いくらいだが、昼間もあまり暖かくはならない。小型マイク"Slivikin"とPCM-M10で録音。(すべての音響効果をOFFにして、ヘッドフォンでお聞き下さい / Please turn off all of sound effects and use a headphone)
先週は漂着物が満載だった砂浜だが、今週はきれいサッパリと片付けられている。神社まで散歩にやって来たお年寄りの話では明日が祭りの日ということらしい。以前はブルドーザーで浜沿いの道を整備していたことがあったが、地元の人、というかまもなく地元の人の話によると集落の人が総出で掃除をするとのこと。砂浜に下りる坂道には大量のゴミを運び出したらしい農業用運搬車の大振りなタイヤの跡がついている。途方もないゴミの量なので作業は生半可なことではなさそうだ。上の県道へと続く長いダラダラ坂の草刈りも住民総出。この辺りに住むのもなかなか大変だ。
▲UP 過ぎ去った時からへ HOMEへ