2023年10月7日 早朝は一面の曇り空、星が見えない。あまり気の進まない天気だがいつも通り無節操に出かける。行き先は先週と同じ東の海。マイクをセットして集落の方へ下りていくと、途中の見晴らしの良い場所に朝の海を撮影しているらしいカメラマンが一人。元旦に一度初日の出を撮っている人を見かけたことはあるが、このあたりでは珍しい。といっても他で見かけることも殆どないけれど。下に下りると今日は気分を変えて堤防の外を一回り。防波用の大きな石積みの内側に申し訳程度の通路が付いている。帰りはいつもの埋め立て地沿いのコース。集落の方から自転車に乗ってやって来た、まもなくここの住人になる人としばし立ち話になる。京都の方からの移住らしい。車があれば生活に困ることもないが、鉄道もバスも通わない場所。免許を返納した後がちょっと心配だ。もっともバスがあったとしても、その時にバス停まで歩けるかどうかは別問題なのだか・・・。あまりにも音がないので切り上げて海沿いの道を南へ上がり、少し上の方でしばらく録音していたが、神社の草刈りが始まったので引き上げ、そのまま海沿いに長浜まで抜け帰宅。途中で一か所立ち寄ってみたが、なんだか今年は異様に殺風景な秋だ。 |
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5分04秒 5.80MB 早朝、穴石神社へ続く砂浜の奥の藪で録音。あい変らず9月の続きのような音だ。先週は鳴き始めていたウグイスも今日は地鳴き状態。気温だけ妙に低く夜間は寒いくらいだが、昼間もあまり暖かくはならない。小型マイク"Slivikin"とPCM-M10で録音。(すべての音響効果をOFFにして、ヘッドフォンでお聞き下さい / Please turn off all of sound effects and
use a headphone) |
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先週は漂着物が満載だった砂浜だが、今週はきれいサッパリと片付けられている。神社まで散歩にやって来たお年寄りの話では明日が祭りの日ということらしい。以前はブルドーザーで浜沿いの道を整備していたことがあったが、地元の人、というかまもなく地元の人の話によると集落の人が総出で掃除をするとのこと。砂浜に下りる坂道には大量のゴミを運び出したらしい農業用運搬車の大振りなタイヤの跡がついている。途方もないゴミの量なので作業は生半可なことではなさそうだ。上の県道へと続く長いダラダラ坂の草刈りも住民総出。この辺りに住むのもなかなか大変だ。 |
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