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 日常のありふれた音の記録です
2022年5月
2022年5月28日 どうやら5月らしい天気に回復したが、もう数日で6月。初夏である。陽射しは初夏の到来を予感して早朝から強烈だ。今日は再び長浜方面。ただ早朝から風がかなりある。さすがにこの季節になると、風もあって辺りは春の賑やかさはないが、それにしても閑散としている。マイクをいつもの場所にセットして、あとは2回りほど辺りをのらのらと散策。谷の上の道の方がもう少し賑やかなようだ。今度そちらにもマイクを置いてみよう。
Sample.mp3 4分00秒、4.59MB 午前9時半ごろ゛。早朝からずっと風があって辺りは閑散としている。天気も回復し気温も上がってきたが、晩春の活気はない。それにしてもこの時刻で27℃。このまま苛烈な陽射しの初夏に突入しそうだ。人工ヘッド"Pelias"とPCM-D50で録音。(すべての音響効果をOFFにして、ヘッドフォンでお聞き下さい / Please turn off all of sound effects and use a headphone)
この辺りはなぜだか道沿いに桑の木が多い。目的地の手前の峠を越えるとき、峠の上の桑の実がたっぷりと実っているのを確認。コイツはあとで食いに来なくっちゃ。ということで2度目の散歩に出た時に道々食い散らしながら歩く。木によって大きさも味も形も違うが、見目好い実が美味とは限らない。その辺りは抜かりなく選別したいところだが、根がケチなので片っ端から目につくものを残らず食い散らす。質よりも物量を重視するのである。今が食べごろの完熟した実は枝に触れただけでポロリと落ちてしまうので、そこは注意深く引き寄せる。地面にたった今落ちたばかりの実がもっとも食べごろなのだが、草むらではどうしようもない。画像の桑の実は峠の上のもので、この辺りではかなり大振り。お味はイマイチだが、なんと言ってもありがたいのは豊富な量である。もちろん片っ端から食い散らす。ということでなかなかにうれしい朝だったが、来週にはすでに時期外れ。もうこれっきり今年は食えねえな。

2022年5月21日 また河岸を変えてキャンプ場の西の谷へ。気温の低い曇り日であまり活気がないが仕方がない。このごろちっとも5月らしくない天気が続いている。ここも最近またイノシシがまた出ているようで、谷川の向こう岸の奥から怪しげなメキメキいう音が聞こえてくる。少し下の方へ散歩に出たら、谷川沿いの竹藪の中の木に登っていた何やら正体不明のものがズルズルと地面に下りて山の中に去っていた。たぶんキツネかな。昼近くなっても気温が上がらず鬱陶しい朝だ。このまま冷たい梅雨に入ってしまいそう。オイラの晩春はいったいどこに行ったんだ。
Sample.mp3 4分07秒、4.72MB 天気の方は相変わらずだが騒音も少なく音の方は季節相応という感じ。悪くない場所だが、特にある理由があって梅雨に入ると来づらくなる。人工ヘッド"Pelias"とPCM-D50で録音。(すべての音響効果をOFFにして、ヘッドフォンでお聞き下さい / Please turn off all of sound effects and use a headphone)
2週間ぶりにやって来て驚いた。なんだか雰囲気がおかしいのである。よく見るとこの谷に1本だけあるマルバヤナギの木の幹の1つが倒れている。ここの集落の人が斬り倒したのかと思ったが近づいてみるとそうではなく、幹が根本近くから裂けて2つに別れた幹の太い方が倒れている。本体の太さはは70cmぐらいで、2つに別れた幹の太さはそれぞれ50cmと60cmほど。さらに近づいて仔細に見ると、中は虫が食っているのもあるが半ば生き腐れ状態。このまえ来たときから強風なんかは吹いてはいないので、多分自重で倒れたのだろう。5月の初めには大きな枝が折れていたのだが、今回はかなり致命的。マルバヤナギではこういうことがちょくちょくあるので、外見が何ともないからと安心していてはいけないのである。木の上に上っていて共倒れになれば地面に激突して木っ端ミジン。周りをうろついていて万一下敷きになれば血と脳漿を撒き散らして文字通りぺしゃんこになる。進んで登ってみたいとは思わない木のひとつである。。

2022年5月14日 このところずっと続く雨模様。雨上がりの本日は河岸を変えて長浜方面へ。ここの谷のイノシシの罠は、箱罠の方はずっと前に移動されていたが、くくり罠の方も今は撤去されている。6月に草刈りがある他は、たまに貯水池の水位の調整に誰かがやって来る程度。罠の見回りもなくなったので谷を独り占めという感じである。でも道の上にはマイクを置けないので、いつもの池の下の空き地にセット。雨で増水した谷の水路の流れは賑やかだが、あとはこの季節にしては随分閑散とした感じだ。のんびり近隣の散策を楽しみながら10時前まで録音して引き上げる。来るときは気が付かなかったのだが、帰りに峠の道の舗装が新しくなっているのに気が付いた。以前は瓦礫が散らばったようなボロボロの道を道幅いっぱいのトラックが頻繁に通っていたのだが、少しは通りやすくなるかな。でも路面が高くなって実質的な道幅が少し狭くなったのはちょっと残念。あまり道の端に寄ると舗装の端っこから落っこちます。
Sample.mp3 4分16秒、4.89MB 前半は午前7時半過ぎ゛、後半は午前10時前。せっかくの晩春もこのところの雨続きでまったく活気がない。このまま梅雨に入ってもおかしくないと思わせるような天気だ。人工ヘッド"Pelias"とPCM-D50で録音。(すべての音響効果をOFFにして、ヘッドフォンでお聞き下さい / Please turn off all of sound effects and use a headphone)
過ぐる2月に発覚したスピーカーユニットの不可解な染み。その後も消え失せる気配はない。以前いちど消失したと思ったのは単なる思い違いだったのか。なんとも不気味なので仔細に調べてみた。これ、どうも黴のようである。一体なんでまたこんなところに黴なんかが発生したのか。エアコンのある室内の湿度は一年を通して極度に上昇することはない。というより大半は湿度不足で過激な乾燥状態。この室内よりはるかに劣悪な環境に設置しているスピーカーでもこれまで一度も発生した試しがない。やはり上方から降り注いだ滋養分たっぷりな液体の効果なのか。仔細に周囲を調べると、本体の上面やスピーカーグリルの枠に何らかの有害な液体が付着した確かな痕跡が広範囲に見いだされた。スピーカーの上面はわが家の性悪猫の居住区の一部なのである。このヤロー。てめえ、やりやがったな。なにごともいつまでも元のままではないということなのだ。代わりのユニットは今ではもう手に入らない。なんだかとても悲しいのである。せめてもの現状維持のためなんか対策考えなくっちゃ。

2022年5月7日 眠っているうちにふと気が変わって今日はキャンプ場の西の谷へ。さすがに5月に入るとだんだん騒めいてきて、少しづつ晩春という雰囲気になってきた。サンコウチョウもやって来て何とかの三姉妹という感じだ。早朝から曇りがちだが、雲間からお天道様が顔を出すと焼けつくような陽ざしになる。昼近くなると気温も上がり、錆び付いた蝶番が軋むようにハルゼミが、ギ・・・、ギ・・・、ギ・・・と鳴き出すが、それだけでお終い。まだ本格的な晩春というには少しばかり早いようだ。
Sample.mp3 4分48秒、5.50MB 前半は午前7時半前゛、後半は午前10時過ぎ。少しづつ晩春の雰囲気になってきた。人工ヘッド"Pelias"とPCM-D50で録音。(すべての音響効果をOFFにして、ヘッドフォンでお聞き下さい / Please turn off all of sound effects and use a headphone)
この谷の流れの傍に1本だけあるマルバヤナギの木。直径15cm程の大きな枝が折れて垂れ下がっている。たしか去年は葉が茂っていたはず、と思って近寄ってみると、確かにまだ地面に倒れた枝先には青々とした葉が茂っている。折れて裂けた枝の中は虫食いだらけで生き腐れ状態。多分去年の強風の時か、それとも自重で折れてしまったのだろう。個人的には登って見たくない木の一つである。不用心に木に登ったりすればとつぜん枝がボキリと折れて真っ逆さま。下の水路のコンクリートの角に脳天をブチ当ててノウミソを撒き散らすことになりそうだ。ところで幹の中を食らっている虫が何なのか、は今のところ実物にお目にかかっていないのでよく分からない。この木も数年前は枝振りよく大いに茂っていたのだが、この頃なんだがあちこち枝が折れてボロッちくなってきた。行く末どうなるのかな。
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