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 日常のありふれた音の記録です
2022年2月
2022年2月27日 久しぶりに長浜方面へ。谷の道の脇に設置されていたイノシシの箱罠はどこかへ移動されている。道の脇に仕掛けられていたくくり罠の方はそのままの状態。あまり獲れないのかな。谷の奥にたどり着いて録音の準備をしているとすさまじい金切り声が二度。ふと下を見ると水路に開口しているコンクリートのパイプからイタチが顔を出している。ヌートリアが通り抜けているのはよく見かけるが、イタチの通路にもなっているらしい。罠の見回りの軽トラが引き返すときの邪魔になるのでマイクは一段高い堤防の下の空き地にセットしてあとはのらのらとお散歩。今朝はそれほど冷え込んでいないはずだが、谷の道はまだ霜柱が残っていて草の上にはところどころうっすらと霜が降りている。北の道を一回りのたくった後は今度は南側をお散歩。谷の上の観光農園の最下部にはゆったりした斜面を持つ四角い大きな貯水池ができている。じつはこの上にもさらに大きな貯水池があり、下にも2つの貯水池があって、さらに谷の出口にはもう一つ大きな貯水池があるので5段構えという感じ。肝心の農園の方はまだ出来上がってはいないようだ。帰りは平野に下りて民家沿いにぐるりと大きく回る。良く晴れて暖かい午前中だが風がしだいに強くなってきた。
Sample.mp3 4分05秒、4.68MB 恐ろしい程ほとんど何の音もない朝だ。去年はもう少し賑やかだったような・・・。人工ヘッド"Pelias"とPCM-D50で録音。(すべての音響効果をOFFにして、ヘッドフォンでお聞き下さい / Please turn off all of sound effects and use a headphone)
10cmフルレンジユニットのコーンとセンタードームに現れた奇態な染み。原因は今のところ不明である。まずもって疑うべきは上方から豊富に降り注がれた黄褐色の液体である。このユニットが収まっているエンクロージャーの上はわが家の性悪猫のベッドの一部となっている。このやろ〜、寝ションベン垂れやがったな。しかしこの推測は直ちに却下された。体よく躾けられた性悪猫はわが家に来て以来不本意にも野生化し、家の中でションベンは垂れてくれないのである。もちろんボク自身もスピーカーの近隣で水物は扱わない。さらに当て推量は進む。次に疑わしきは湿度の影響である。コーンとドームの素材の一部が気中の豊富な水分を吸収して変色?。でもこれこそあり得ない話。今は乾燥期である。加湿のないエアコンだけの室内はあらゆるものが帯電する乾燥状態だ。さらに不可解なのは、この現象を確認したのが今回一度だけではないこと。いつの間にか現れ、いつの間にか跡形もなく消え去ってしまうのである。けっきょく今に至るまで原因は分からないまま。なんだか不気味だナ。

2022年2月19日 怪しげな天気で雨がいつ降り始めるかわからない。無難な近くのキャンプ場の西の谷に出かけたのだが、途中でフイに気が変わってそのまま南の海へ。潮が大きく引いているが、どうやらこれから満ち始める時刻のようだ。あまり砂浜を遠くまで出かけると帰れなくなりそう、というか実際に散歩していたら砂浜を歩けなくなって岩場を越えることになってしまった。仕方がないので近隣をもっぱらにお散歩。峠を越えて畑地の道を歩いていたら民家の方から来た人に出会う。こちらは散歩ではなくイノシシの罠の見回りのようだ。イノシシ獲れますかと聞いたら、さ〜てね〜。集落の始まる辺りから峠の上まで5個ぐらいの箱罠が仕掛けてあるが、今のところ箱罠に体よく納まったイノシシにはまだお目にかかっていない。早朝から暗くなる一方の曇り空で気温はずっと零℃近く、昼近くなってもほとんど上昇しない。10時半を過ぎて雪が降り始めたので諦めて早々に引き上げる。何だか今日はひでぇ〜天気だナ。
Sample.mp3 3分57秒、4.52MB マイクは波の音を背に堤防の上。もう早朝というような時刻ではないが、寒さは寒し。気温は一向に上昇せず只今1℃。人工ヘッド"Pelias"とPCM-D50で録音。(すべての音響効果をOFFにして、ヘッドフォンでお聞き下さい / Please turn off all of sound effects and use a headphone)

2022年2月12日 今年は厳冬なのかというと当地はそうでもない。気温は低めだが今のところわが家の水道は凍結していない。過去には連日凍結した年があったのでむしろ暖冬いう感じ。でも早朝はやはり寒いのである。あまり贅沢は言っていられないのでとにかく出かける。先週と同じくキャンプ場のある谷の西の東谷。今年になってからイノシシが出没しているが、今朝は道の両側があちこちボコボコに深く掘り返されてひどいことになっている。まだコトの張本人にはお目にかかっていないが、出くわしたらモンクの一つも言いたい気分。やはりというか、早朝から騒音も多くほとんど音のない静まり返った朝で、ほとんど車のノイズと航空機の音を録音しているようなもの。それでも遠く微かに春の片鱗が聞こえてきたような気もする。もっともすぐにどこかへ行ってしまったけれど。すっかり春気分なのは日増しに能天気なお天道様だけ。もうすぐ春やで〜。お前だけじゃ!。
Sample.mp3 3分45秒、4.30MB 家に帰って再生してみるとやたらに音が小さい。レコーダーを確認すると−20dBのアッテネーターが入っている。ときどきこういうことがあるのだが、いつ切り替わったのかボクの記憶にはない。結局28dBぐらいアップしている。人工ヘッド"Pelias"とPCM-D50で録音。(すべての音響効果をOFFにして、ヘッドフォンでお聞き下さい / Please turn off all of sound effects and use a headphone)

2022年2月5日 久しぶりにキャンプ場の西の谷へ。前日から風が強く、マイクをセットすると向かいの山の頂上付近の木が風で揺らぎ、ゴーゴーいっているのが聞こえる。早朝からずっと気温は零度付近、午前9時前になって陽があたり始めてもほとんど上昇しない。後ろの山が西風を遮るようになっているので風は穏やかだが、それでも時おり強い風が北から南へ、南から北へと吹き抜ける。聞こえるのは上空を通り過ぎる航空機と木の梢を鳴らす風の音ばかり。イヤな日だ。
Sample.mp3 4分30秒、5.15MB 前半は午前8時過ぎ。なにやら怪しげな声が聞こえるが、オイラにゃ関係のない対岸の出来事。でもこちらへすっ飛んでくれば多分10秒とはかからない。後半は午前10時頃。微かな気配のみの春はまだまだ遠い。人工ヘッド"Pelias"とPCM-D50で録音。(すべての音響効果をOFFにして、ヘッドフォンでお聞き下さい / Please turn off all of sound effects and use a headphone)
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