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 日常のありふれた音の記録です
2021年9月
2021年9月25日 久しぶりに峠を越え、ダラダラ坂をダラダラ下って東の海へ。他の海岸と比べると比較的静かな所なのだが、沖合に船影が見えそこそこには騒音もある。潮が大きく引いた砂浜までは下らず、浜まで下る坂道の途中の道端にマイクをセット。9月なので虫の声以外にはほとんど音もないが、この季節はまあそんなもの。天気は申し分なさすぎるほどなので、それでいいことにしよう。あとは南の集落へ続く海岸沿いの道をお散歩。9月も下旬になってイノシシの出番も増えているらしく、姿は見えなかったものの帰り道で2匹に出くわした。帰り道は少し遠回りになるが、山側の道を通って南の集落回りにコースを変更。明日もこんな天気かな。
Sample.mp3 4分53秒、5.60MB 前半は07:15頃、後半は09:30頃。どちらにしても虫の声以外は静寂そのものだが、9月はたいていどこでもこんな感じだ。人工ヘッド"Pelias"とPCM-D50で録音。(すべての音響効果をOFFにして、ヘッドフォンでお聞き下さい / Please turn off all of sound effects and use a headphone)

2021年9月19日 少しばかり寝過ごして相変わらず長浜方面。しばらく降り続いた雨で谷の道はどことなく湿っぽい。辺りがあまりにも静かなのでいつもの場所から少し離れた谷川の水路の上にマイクをセット。早朝に少し怪しくなった天気は間もなく回復していかにも秋の空という感じになる。空気は澄み渡り目に映る色彩は鮮やかだ。谷の道に仕掛けられたイノシシの箱罠は相変わらずそのままだが、このところイノシシは現れてはいないようだ。山の上と下をのらのらと散歩して、いつもより少し遅く終了。明日もいい天気かな。
Sample.mp3 3分17秒、3.76MB 早朝から昼近くまでただただ静か。前夜から鳴いているコオロギ。暖かくなってようやく鳴きだしたツクツクホーシ。どこか寂しげな声をあげて上空を通り過ぎるカラス。あとは雑然とした静けさばかり。でもこれが9月である。人工ヘッド"Pelias"とPCM-D50で録音。(すべての音響効果をOFFにして、ヘッドフォンでお聞き下さい / Please turn off all of sound effects and use a headphone)

2021年9月11日 本日曇り、のはずが朝起きると雨。しかもけっこう降っている。でも30分くらい待つと小降りになったので、お出かけは再び長浜方面。いつもの場所にマイクをセットしていたが早朝はあまりにも静かなので、少し下流の水路の上に移動。ここは2週間ぶりだが、いつのまにか谷の道の脇の空き地にイノシシの箱罠が仕掛けられている。エサはいつもの糠にカボチャの割ったのがいくつか転がっている準豪華版。でも2週間前はイノシシが掘り返した跡があったが、このところ出没していないようだ。なんだか見込み薄という感じ。昼近くなると異様に谷の入り口の道を通る車が増えてきたので適当に引き上げる。つぎもまたこんな感じかな。
Sample.mp3 4分51秒、5.56MB 静かな秋の始まり、というより夏の終わり。それでも早朝から少しづつ音は増えてくる。ノイズもだけど。人工ヘッド"Pelias"とPCM-D50で録音。(すべての音響効果をOFFにして、ヘッドフォンでお聞き下さい / Please turn off all of sound effects and use a headphone)
爛熟のイヌビワの実。イチジクの小型版といった感じなので実といっていいのかどうか分からないが、熟れきってほとんど黒色に近い紫色になっている。アリさんも賞味に来ているのでなんだか美味しそう、というのでさっそく試食してみた。酸味はほとんどなく仄かな甘み。イチジクのように小さな種が多い、というよりは実が少なく種ばかり。美味、とはとてもいえないが食餌に窮したときにはハラの足しぐらいにはなりそう。でも困ったことに一つの木に食べごろの実は数えるほど、というより数えられるほどもない。いつも腹ペコのオイラとしては実に残念な食べ物なのである。

2021年9月4日 前夜から降り続いた雨がふと途切れ、雲も薄らいで僅かながら晴れ間が見える。これなら大丈夫そうと久しぶりにキャンプ場の西の谷へ。でもマイクをセットすると辺りは暗くなり再び雨。谷川は水量が増えて流れの音がやかましい。谷川の滝になった部分を避けて4ヶ所ほどあちこち移動して録音。午前8時を過ぎると雨も止み、薄日が射し始めて少しづつ気温も上昇し始める。でも辺りは鳥の声もなく、虫の声と鳴き残りのセミばかり。いよいよ秋の始まり、9月なのである。
Sample.mp3 3分22秒、3.86MB 終わってしまった夏。雨上がりの朝。初秋というより9月の始まりである。鳥の声はほとんど聞かれなくなり、辺りは秋の虫と鳴き残りのセミの声ばかり。なんだか侘しいナ。人工ヘッド"Pelias"とPCM-D50で録音。(すべての音響効果をOFFにして、ヘッドフォンでお聞き下さい / Please turn off all of sound effects and use a headphone)
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