<< >> 過ぎ去った時からへ HOMEへ

 日常のありふれた音の記録です
2021年4月
2021年4月24日 久方ぶりに上山田方面。しばらく来ていないのでどうなっているか分からない。予想したよりも平野からのノイズはずっと少ないが、なんだか春まっただ中にしては音はずいぶん閑散とした感じだ。天気は曇りがちだがまあまあ。一番上の池は水位がぐんと下がって水底がかなり現れている。谷の道の真ん中あたりに仕掛けられたイノシシの箱罠は本格的に稼働中。檜林の中の道は草が茂り始め、マムシも出ることだし5月に入れば通りづらくなりそう。陽当たりが良くないせいか、ほかの場所では満開のヤマツヅジもまだまだこれからというところ。何となく気だるげに散歩して10時過ぎに引き上げる。次はもう5月なんだな。
Sample.mp3 4分00秒、4.59MB 全ての音が遠い状態。ここまでくると低域にかけてのマイクのノイズが気になってくる。人工ヘッド"Pelias"とPCM-D50で録音。(すべての音響効果をOFFにして、ヘッドフォンでお聞き下さい / Please turn off all of sound effects and use a headphone)

2021年4月18日 ますます夜明けは早くなり早朝の厳しい時節になってきた。時間の短縮のため山を二つ越えて相変わらずの長浜方面。いつもの場所へたどり着いてみると道の真ん中でキツネが何やらアサメシを食っている。慌ててメシをくわえて逃げ出し、途中で落としまた拾いなおして逃げ出す。食い物の恨みは受けたくないので暫し待機。いつもの場所にマイクをセットしてあとはのたのたと二回りほどお散歩。所々にある桐の木は薄紫色の花が満開。でも藤と時期は重なるのでどちらなのか、遠くからでは本当はよく分からない。八重咲のボテボテした桜はこれもまだ厚かましく満開状態。午前7時を過ぎると次第に風が出てきて、途中マイクをセットした場所に帰ってくると頭上の枯れ枝が風でボキリと折れて落下。危ね〜じゃねえかョ。いったん晴れていた天気も午後にはまた曇り空。風もいよいよ強くなりどうしようもない日だ。
Sample.mp3 3分53秒、4.46MB 午前7時前。4月になってキビタキもやって来て何とかの三姉妹よろしく姦しい。早朝は穏やかだった天気もやがて一変。この後まもなく風が強くなり始める。人工ヘッド"Pelias"とPCM-D50で録音。(すべての音響効果をOFFにして、ヘッドフォンでお聞き下さい / Please turn off all of sound effects and use a headphone)

2021年4月10日 少し早めに出かけたのだが辺りはずいぶん明るくなっている。なかなかに朝の厳しい季節になってきているのである。再び三たびの長浜方面。このところ気温もググッと下がって早朝の谷の道には霜が降りている。夜間晴れていたので心配していた東の平野からの騒音はそれほどでもないという感じ。マイクを水路にセットしてとりあえずは足慣らしにお散歩。山の上のレモン畑のレモンは、すっかり葉が落ちて新しい芽が出始めている。下の竹藪ではお年寄りが鍬をふるってちょっと早めのタケノコ狩り。空気も澄み渡り雲ひとつない不気味で不穏な青空。午前9時前に散策から帰ってくると谷の上の方で、んご〜んごごごごご、ガリゴリゲリガリ、がっちゃがっちゃがっちゃ。休日なのだが今日もまた工事が始まっている。ダムの工事かと思っていたがそうではなく、谷の北の斜面を切り開いて観光農園ということらしい。まあいいや、そのうち静かになるだろうと言うことでふたたび今度は北の方面をのたのたと散策して本日は終了。陽光は強いにもかかわらず帰り道もまだまだ風が冷たい。
Sample.mp3 4分41秒、5.37MB 谷の上の工事の始まる前の時間。意外と静かではない。あとで聞き直してみると工事の音もほとんど入っていなかったようだ。人工ヘッド"Pelias"とPCM-D50で録音。(すべての音響効果をOFFにして、ヘッドフォンでお聞き下さい / Please turn off all of sound effects and use a headphone)

2021年4月4日 今日は雨・・・、の予定だったが前夜から一向に降り始める様子もなく早朝も穏やかな曇り空。これなら何とかなりそう、降ったらその時はその時ということで屋根のあるキャンプ場へ。でも着いてみると季節がらキャンプ客で満杯。仕方がないのでそのままキャンプ場の西の谷へ。さいわい騒音は少なめ、でも傘忘れた。谷の道には散歩に来た近所の黒猫、谷川の向こう岸には若いイノシシが一匹。そのまま雨はほとんど降ることもなく午前10時半に至って突然本格的な雨。オイラこれにて帰ります。。
Sample.mp3 3分45秒、4.29MB 今日は北の平野からの騒音が少なめと喜んだものの、他の方角の騒音は結構あったようだ。ま、とりあえず春、です。小型マイク"Slivikin"とPCM-M10で録音。(すべての音響効果をOFFにして、ヘッドフォンでお聞き下さい / Please turn off all of sound effects and use a headphone)
来るときには気が付かなかったが、谷の道沿いに1本だけある山桜が満開になっている。道には花弁はまだ落ちていないのでこれからというところ。他の山桜はみんな1週間前に散ってしまったので開花の遅い木のようだ。若葉の間にほぼ白色の粗末な小ぶりの花。曇り空に紛れてほとんど目立たない。上を見上げてようやく気が付いた次第。毎年道に散った花弁を見つけて始めて木があったことを思い出すのである。オイラ的な密やかな春。帰り道で確認したら、他にも何本か山並みの中に埋もれている。

2021年4月3日 先週満開だった山桜はあっという間もなく散ってしまって、今週はヤマツヅジが満開。今朝は先週に引き続き長浜方面へ。でもこちらにはヤマツツジも山桜もほとんど見当たらないのである。フツーの桜はまだあちこち咲いているがどちらかというと少々苦手。ちょっとさびしい気もするが、とりあえず季節は本物めいた春である。とはいえ前日から風が強く、午前8時を過ぎるとほとんど風の音ばかり。東の平野からの騒音も多い。マイクをセットしてから一回り散策に出てみたが風が強くてどうしようもない。午前10時前になって空にポッカリ大きな穴が開いたように晴天になったが、帰るころにはまたうっとうしい曇り空。妙な天気だ。明日はまた雨だな。
Sample.mp3 3分47秒、4.34MB 前日から風が吹いていて曇り空。早朝はまだそれほどでもないが、音的には行く末あまり楽しい日でもない。人工ヘッド"Pelias"とPCM-D50で録音。(すべての音響効果をOFFにして、ヘッドフォンでお聞き下さい / Please turn off all of sound effects and use a headphone)
▲UP 過ぎ去った時からへ HOMEへ