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 日常のありふれた音の記録です
2021年2月
2021年2月27日 相変わらず長浜方面。去年は少なかったイノシシも春近くなって少し増えているような気もする。足跡や掘り返した跡が増え、通り道の斜面は深くえぐられている。さらに谷の道を進んでいくと近くの草むらの中でゴソゴソべきっ。それはともかく相変わらず音は少なめ騒音は多め。どこか山の向こうの方で土木工事をしているらしく、土砂を満載したダンプカーが南の道を右往左往。どちらの方向も満載なのでどこで何をやっているのか良く分からない。同じ南の道沿いの山の中を切り開いて何やら工事をしているが、山の中、それも谷底なので畑や建物ができるわけではなさそう。たぶん・・・ダムかな。すぐ上には池が一つあるのだが、最近の雨量の増加で下流が怪しくなっているのかもしれない。道の脇のホトケノザは満開、ヒサカキも小さな花をつけ始めているが、本当の本物の春はまだまだ・・・、遠いな。
Sample.mp3 4分00秒、4.59MB 先週に引き続き本日もS/N比は最悪。Nの方は格別に多いというわけでもないのだが、Sの方が希薄でしかも遠い。というよりそれを運ぶマガイモノの春そのものがまだ遥か彼方。今年はなんだかどこかで道草を食っているような感じた。人工ヘッド"Pelias"とPCM-D50で録音。(すべての音響効果をOFFにして、ヘッドフォンでお聞き下さい / Please turn off all of sound effects and use a headphone)

2021年2月20日 イノシシとシカは3月15日までだが他の猟期はすでに終了している。いちおう安全そう、ということで久しぶりに長浜方面。木の葉はすっかり落ち尽くして道に厚く降り積もりすっかり見通しが良くなっている。なんだか妙に辺りがスカスカになった感じだ。春はまだはるか彼方という感じで騒音ばかりが目立つが、とりあえずマイクをセットして上の方を2回りほどお散歩。谷の北側の道は電線の保守の関係で上の方は道の両側の木が切り払われて、これもイヤにスカスカした感じになっている。谷の南側の道では道路わきの谷側の山の中で、ここも手広く木を切り払ってなにやら工事中。午前9時を過ぎたあたりからチェーンソーの音が響いてきた。ここしばらくは賑やかになりそうだ。
Sample.mp3 4分01秒、4.60MB これ以上はないような騒音まみれ。この季節、これはこれで仕方がないのだが、午前中ずっとこんなではなんだか空しい。人工ヘッド"Pelias"とPCM-D50で録音。(すべての音響効果をOFFにして、ヘッドフォンでお聞き下さい / Please turn off all of sound effects and use a headphone)

2021年2月14日 一か月ぶりに峠を越えダラダラ坂を下って海へ。・・・のはずなのだが、峠を越えるずっと前、民家が終わりに近づくあたりでこれまで通ったことのない道に入ってみた。どこへ行くのか以前から気になっていたので地図で調べてみたが一向に釈然としない。それなら行ってみよう、ということで急に思いつき上り坂を進むと道の脇になぜかイノシシの頓死体。そろそろ腐乱期にさしかかりそうな死体を呼び起こしたりしたくはないので無視して進むと貯水池があり、さらに長々と続く道を進むと途中何か所か枝分かれしているがとりあえずは海の方角へ。意外と開けた感じの明るい場所だ。行き着いた県道が橋を渡る手前のところで下に下りるとよく見知った峠の手前の道。なるほど。というわけで20分ほど遅れていつもの場所に。でも今朝は海からの騒音が多く、少し経つと風も強くなってきた。今日はなんだか日が悪い。
Sample.mp3 3分19秒、3.80MB 今日は海の方がにぎやかで風も強い。なんだか悪い日に来たなという感じ。ウグイスは暖かくなった前日あたりから鳴きはじめてているようだ。人工ヘッド"Pelias"とPCM-D50で録音。(すべての音響効果をOFFにして、ヘッドフォンでお聞き下さい / Please turn off all of sound effects and use a headphone)
マイクをセットしてあとは大して用もないのでのらのらとお散歩。今日は時間もあるので海岸沿いに山を越えて南隣の集落まで。別のコースもあるのだかすべて山越え、こちらの方が幾分陽当たりが良い。隣の集落で飲料をゲットしての帰り道、ふと気づくと道の脇の山の中に何やら不可思議な構築物。車で通りすぎると全く気が付かない。ボクも何度も通っているが気が付いたのは初めて。他でも似たようなものは見かけることがあって、たいてい立札なんかが立っていたりするので敬遠して通り過ぎるのだが、こちらは気になるので行ってみた。草むらにかすかに人の通った跡。石を積み「コ」の字状に組み上げた上に大きな平石の天板を乗せ、さらにその上に土を丸く盛り上げたもの。中は人がしゃがんで入れるくらいの大きさて、奥の方は少し地面が低くなっている。特に怪しげなものが保管してあるわけでもなく中はカラッポ。なにかの遺跡なのか、それとも単なる実用的な構造物なのか。立札があるわけでもないので良く分からないが、わずかに地面に痕跡が残っている遺跡なんかで見やすくするために木を切り払ったら、イノシシに掘り返されて何にもなくなったというところもある。どちらにしてもこのまま何も分からないままにしておく方が長持ちしそうだ。でもこれって、なんだろ。

2021年2月6日 キャンプ場の西の谷があまりにも静かなので、久しぶりに上山田方面。でもここも状態は同じようなもの。加えてこの季節は山を越えてやって来る騒音が絶えない。モンクを言っても仕方がないので、取り合えでマイクをいつもの場所にセット。ここは広いのであとはゆっくりお散歩といきたいところだが、なぜか落ち葉の積もった道の上にはこってりとしたイタチの糞があちこちにたっぷり盛り付けられている。これでは安心して歩き回れないのだがそれもしかたがない。でもどうやら踏んづけなかったようだ。暖かくなるはずの日だが、昼近くなってもまだうすら寒い。まだまだ遠い春。今年はウグイスもまだ鳴きだしてはいないようだ。
Sample.mp3 3分34秒、4.08MB こちらも聞こえるのは山を越えてやって来る騒音ばかり。まだ春は遠い。人工ヘッド"Pelias"とPCM-D50で録音。(すべての音響効果をOFFにして、ヘッドフォンでお聞き下さい / Please turn off all of sound effects and use a headphone)
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