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 日常のありふれた音の記録です
2019年4月
2019年4月28日 やはり偶然4時前に目を覚まし粘着性の布団から這い出て起床。状態はいよいよ悪化して、早起きもここまで来ると健康には有害といっていいほどなのだが、次はいつ目が覚めるか分からないのでさっさとアサメシを食らって出かける。春分を越えて夜はますます短く、あっという間もなく朝。ろくに居眠りしている暇もない。連休中はキャンプ場は人も多いだろうということで相変わらずいつもの場所へ。数日前から気温が低下して再び冬状態、薄曇りの天気でなぜか北の方角からの騒音が多い。夏の日中は概して騒音は少ないのだが、この季節この時刻ではその日ごと方向ごとに騒音の状態が違っていてほとんど予測不能。ほとんど聞こえないこともあれば全方位からやってくることもある。主に地表付近の温度の傾斜で決まるのだが、状態は来てみないと分からない。今日はあまり音もなく、早起きして三文の得というよりは大損という感じだ。眠いな。
Sample.mp3 3分31秒、4.03MB 朝一番という感じの時刻だが、今日はなぜか北からの騒音が多い。後ろで時々ガタゴトいっている不穏な音は檻に捕らえられたイノシシ。人工ヘッド"Pelias"とPCM-D50で録音。(すべての音響効果をOFFにして、ヘッドフォンでお聞き下さい / Please turn off all of sound effects and use a headphone)

2019年4月20日 またまた偶然4時半に目を覚まして起床。こういうことが度々あっては到底たまらないのだが、そこはそれ、さっさとメシをかっ食らって出かける。いつものコースでいつもの場所。マイクも5cmも違わず同じ場所に同じセッティング。天気は申し分なさ過ぎて、早朝のわずかばかりの見目良い雲は間もなくどこかへ吹き飛ばされ、あとは完ぺきなピーカン状態。真ん中の池に陽があたり始めると池のカメが大小そろって五匹ばかり、池の水面に顔を出す倒木の上に這い上って日向ぼっこを楽しむ。やがて風が出てきて残りいくばくかの音も吹き飛ばされ、ボクも風を巻いて、というより風に巻かれて引き上げる。途中、川の堤防沿いに重たげな台車を押して散歩するお年寄りにも、自転車に乗ってそこここと訪ね歩き紙片を片手に思索にふけるご老体にも、今日は出会わない。
Sample.mp3 3分59秒、4.56MB 早朝、というよりも個人的にはまだまだ安らかに眠りこけていたい時刻。早起きは三文の・・・、それはどうかな?。人工ヘッド"Pelias"とPCM-D50で録音。(すべての音響効果をOFFにして、ヘッドフォンでお聞き下さい / Please turn off all of sound effects and use a headphone)
2月に制作したアンプ。その後音はどうなったのか。実はそのあともう一つ製作している。ICも周辺部品もほぼ同じ。不思議なのはエージングの音の変化である。最初は高域に癖のある変な音がしていたのだが、ほぼ一日で解消、あとはほとんど変化がなくなった。2月に製作したアンプはなかなかエージングが進まず心配したほどなので、なんとも不可思議。結局手元にある3台のアンプは最終的にどれも似たような音になった。わずかな違いはあるが、いい加減なボクには容易なことでは区別できそうにもない。エージング前の音も、エージングの変化もそれぞれ各機各様。でも最終状態が同じというのは良いことなのか悪いことなのか、さっぱり分からない。なんだか面妖な気分だ。

2019年4月13日 少々朝寝坊をした本日の行く先は塩田跡の向かいの山の斜面。冬の間はこちら側の集落から山を越して散歩をしていたご婦人も今日は出会わない。やっぱり朝寝坊のし過ぎかな。着くとすぐに貯水池の下のいつもの場所にマイクをセットしてあとは気楽にお散歩。山のあちこちにはアケビが花盛り。分かれた葉っぱの数は3、4、5、6、7、8枚といろいろ。ずっと青い葉をつけたまま冬を越すものも、秋に落葉するものもある。花の色も白、紫、イモムシ色とこれもいろいろ。実の方はどうなるのか今のところ分からないが、なかなか楽しい春の風物である。気温は低いが天気は極上、と喜んでいたらやがて風が出てきた。実際の天気は天気予報ほど当てにはならないものだ。10時を半ば過ぎるころ風に追われて引き上げる。帰り道に空を見上げると飛行機雲が縦横無尽に網の目のように走って、地上にいるオイラはまるで籠の鳥になったような気分になった。
Sample.mp3 3分31秒、4.03MB 早朝から車の音と航空機の音が絶え間ない。やはりここは夏向きだな。人工ヘッド"Pelias"とPCM-D50で録音。(すべての音響効果をOFFにして、ヘッドフォンでお聞き下さい / Please turn off all of sound effects and use a headphone)
先週なにやら野草を採りに堤防に来ていたご婦人連。どうやらワラビがお目当てのようだ。真ん中の池の堤防の両側に生えている。な〜るほど。野草といえば日曜日の午後はオイラは恒例のツクシ採り。でもいつもの川の堤防に行ってみて驚いたのだが、すでに時は遅くツクシはすべて爆発頭。それになんだか今年は不作である。他にツクシ採りの人がいれば危うく縄張り争いになるところだ。とりあえずあるものないもの採り尽くしさらに上流の堤防へ。こちらもあまり多くはないがこれも徹底的に採り尽くす。採っていて驚くのは道端の生えているツクシの育ちぐあい。まるまると肥え太って長さは1.5倍、太さも2倍。当然しかるべき液肥の効果が推測されるが、さらに濃厚な肥料が施された疑いもある。ツクシの袴取りは翌日から2日間、なかなかの難行苦行である。けっきょく爆発頭のひょろひょろツクシは劣化が早く、2日目の大半はロス。中鍋一杯分ほどが出来上がった。ケチケチ人間にはありがたい無料の食糧、イタダキマス。

2019年4月6日 春分を過ぎると夜の明けるのはいよいよ早い。朝寝坊のオイラにとってはますますもって苦しい季節である。5時過ぎに偶然目を覚まして慌ててアサメシをかっ食らい出かける。それでも道々お天道様はいつの間にか山の端を離れすでに低くはない。ついこの間は満開だった南の山並みの山桜はとうに盛りを過ぎて色褪せている。あいにくと今日は着くとすぐに風が出てきた。こちらも山桜は遅咲きのものが花をつけ始め、山ツツジがもう咲き始めている。今年はなんだかちっとも春らしくはならないで、季節ばかりが先走っているような気がする。いつものようにマイクをセットして散歩していると、ご婦人連が軽トラに乗って堤防までやって来た。春の山菜がお目当てらしいがすぐに引き返して、今度は上の池の空き地にやって来た。山菜といっても採れるのは今のところツクシぐらい。でもまたすぐに帰ってしまった。何なのだろう。そうだ明日はツクシを採りに行こう。
Sample.mp3 3分26秒、3.92MB 早朝から風が強い。航空機の音と風の音とウグイスの声ばかりが目立つ朝だ。人工ヘッド"Pelias"とPCM-D50で録音。(すべての音響効果をOFFにして、ヘッドフォンでお聞き下さい / Please turn off all of sound effects and use a headphone)
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