<< >> 過ぎ去った時からへ HOMEへ

 日常のありふれた音の記録です
2019年1月
2019年1月26日 このところずっと同じ場所だか、気になっていることが一つある。いつもいる場所の東側、道を越えて10mほど向こうの木の上に大きなスズメバチの巣がある。もちろん今はカラッポなのだかいつのまに出来ていたんだろう。調べてみると1年前の冬にも来ているが、巣はまったく見た記憶がない。たぶん夏のうちに出来たものなのだろう。でもスズメバチが頻繁に飛び交っていたという記憶もないし、巣が見えないほど葉が茂っていたわけでもない。ちょっと歩けばすぐ間近になるのでなんだか物騒だが、意外と気が付かないものだ。霜は降りていないが朝から曇り空で気温は一向に上がる気配がない。いつもは陽が差して暖かくなるとねぐらから這い出して日向ぼっこを楽しむ道端のシマヘビも今日は顔を出さないようだ。10時を過ぎると風はいよいよ強くなったので、早々に引き上げる。寒い日だ。
Sample.mp3 5分47秒、6.62MB 暗鬱な曇り空の下を冷たい風がただ吹き抜けるばかり。2月もまたこんな感じかな。小型マイク"Slivikin"とPCM-M10で録音。(すべての音響効果をOFFにして、ヘッドフォンでお聞き下さい / Please turn off all of sound effects and use a headphone)
12月に購入したアンプの音はその後も変転を続け、1ヶ月ほどのエージングで気になっていた高域の癖もだいぶ落ち着いてきた。もっとも家にいる間は電源は入れっぱなしなので、普通の使い方では2〜3ヶ月分くらいにはなるかも。ICの型番は分らないが周辺の部品やスペックからするとTDA7850あたり。4chのカーオーディオ用で出力は4×7.5W/8Ω/12V/THD1%ほど。このうち2chをスピーカー出力に割り当て、残りの2chのBTL出力の片側からコンデンサーとアッテネーターを通してヘッドホン用に使っているようだ。回路はほぼデーターシート通り。ノイズとスピーカー出力のDCオフセットは小さく、電源ON・OFF時のポップノイズも殆んどない。周辺部品が少なく、電源も12Vの片電源でいいので割と使いやすいICだ。自作なんかには手軽で面白そうだが、基盤の配線と電源、それにアナログアンプなので放熱処理が問題になりそう。安価なものなのでいちどお気に入りの小さなケースに詰め込んで一つ作ってみたい気もする。実のところ手頃なケースとACアダプターはすでに手元にある。でも買った方がやっぱり安上がりかな。
肩から提げたいブツがありショルダーベルトを作成。といっても100円ショップで買ってきたカバン用のショルダーベルトをちょっと手直ししてリングを付けただけ。最初は寸法が足らなくて失敗したかと慌てたが考え直して何とかなった。ケチケチ人間には安価がなにより。あとは強度と耐久性なのだが・・・まあもともとカバン用だし、100円分ぐらいは大丈夫。あとで後悔しなきゃいいけど。ぶら提げるブツ・・・、はオイラのマグナム。

2019年1月19日 久しぶりにいつもの場所へ。録音を開始して1時間ほど経ったころ、谷の下の方から何かの遠吠えの声のようなものが何度も聞こえてきた。犬の遠吠えの声よりは低く牛の声よりは高いが、犬や牛のような抑揚がほとんどない。この辺りには牛はいないし、こんな犬の遠吠えというのも聞いた記憶がない。それに電動工具なんかの人工的な音でもなさそうだ。天気はいいしあまり気にしていても仕方がないので仔細は追及せずその辺をのんびりお散歩。10時を過ぎたころ、元旦に下の竹藪で見かけた黒い影、どうも気になるので現地へ行ってみた。果樹を植えた畑の北が竹藪でその下はすぐに貯水池。人の入った気配はなく竹を切った跡もない。ただ地面には道のようなものがついているが、上の方は竹や樹木で塞がっているので人の通る道ではなさそう。たぶんイノシシなんかが頻繁に水を飲みにやってきた跡だろう。足跡はイノシシのものが池の岸に2つほど確認できただけだった。11頃になると再び遠吠えの声のようなものが、今度は東の方から、それも遠くから小さく2回ほど聞こえてきた。移動しているようなのでやはり牛や犬ではなく、人工的な音でもなさそう。帰宅後に調べてみたが鹿の声でもないようだ。結局何なのかよく分からない。あとで聞きなおしてみたら3時間ほど録音したファイルはバッテリーのトラブルですべて無音だった。
Sample.mp3 2分06秒、2.42MB 1月20日 キャンプ場の入口にて。10時を過ぎて雨は少し小降りになった。あい変わらずの冬の音だ。小型マイク"Kalivan"とPCM-M10で録音。(すべての音響効果をOFFにして、ヘッドフォンでお聞き下さい / Please turn off all of sound effects and use a headphone)
2019年1月20日 昨夜からの雨が止んだので出かけたら、まもなく本格的な雨になった。今日は場所を変えて屋根のあるキャンプ場。雨は降り続いているが気温も14℃くらいと高く騒音は意外と少ない。でもこういう日は音も少なめ。少し上の方には藁でできた長細いテントみたいなのが3つほど出来かけている。今日は何やら催し物でもあるらしく、10時を過ぎたころから車が大挙してやった来たので入口の方に移動。なんだか賑やかな日だ。
2日からプロセッシングシステムのプログラムに手を出したら収拾がつかなくなり3週間近く缶詰になってしまった。以前から気になっていたグラフの微妙なズレ。画面の解像度より浮動小数点数の精度は高くはるかに正確だし、浮動小数点数の不正確さも補正しているので必ず一致するはず、なのだがどうしてもピッタシ合わない。間違いなく数式が間違っているのだが、これがなかなか分らないのである。結局なんとか力仕事ででっち上げたが、いま一つ納得できないところもある。こういうのってなんだか気持ちが悪い。また時間ができたらゆっくる考えてみるかな。

2019年1月1日 夜中に目を覚ますと東の空には半欠けの月が上がり空は晴天。これなら大丈夫と思ったが、目を覚ますと一面の雲り空。道の草は霜で真っ白、薄氷の張っているところもある。でも仕方がないから出かけるのである。意外にも着くと草に付いた霜は溶けかけている。思ったよりも空気は暖かくなっているのだ。途中で下の藪の近くまで下りて行ったら、奥の方で何やらガサゴソ音がする。池の近くで黒い影が動いているのが見えるが、元日早々地元の人が竹やぶに用があるというのも何だか変。それに普段は人の入らない場所なのである。イノシシのタケノコ狩りにしてはいくら何でも時期が早すぎる。いづれにしても不気味なので確かめずにおいたが正体は何だったのだろう。昼近くなると気温は16℃ぐらいまで上がり雲一つない晴天になる。道端に巣食ういつもの蛇がねぐらから顔を出し、まるまると肥え太ったハナムグリの幼虫がコンクリートの路面に這い出してきた。
Sample.mp3 4分18秒、4.92MB 前半は木の葉に付いた霜が溶けて落ちる音。後半に入るころには気温は16℃近くなった。人工ヘッド"Pelias"とPCM-D50で録音。(すべての音響効果をOFFにして、ヘッドフォンでお聞き下さい / Please turn off all of sound effects and use a headphone)
▲UP 過ぎ去った時からへ HOMEへ