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 日常のありふれた音の記録です
2018年11月
2018年11月25日 前日と比べるとずっと暖かく霜もない。この頃は毎日少しづつ日の出が遅くなっているような気がするが、単に気のせいばかりではないようだ。一週間経つと目に見えて一日が短くなる。昨日と同じ場所、同じセッティング。あとは日の当たる暖かい場所を気楽にお散歩。少し離れた集落の下の池の方へ歩いて行ったら狩猟の人と出会う。どこから見ても初心者といった決まり切ったいでたちで、腕に付けた害獣駆除の派手な腕章はいかにもうさん臭げ。猟犬も連れていない。こんなところに人が来るのか、と驚かれたのにはこちらのほうが驚いた。おいら獲物じゃありません。もっとも狙っているのは害獣ばかりではなそうだ。二回りほど散策してまだ時間が余っているので、あまり行ったことのない南の方にも足を延ばす。途中よく熟れた柿がおいしそうに実っているのが目につくが、いかなる場合も良識と品位は堅持しなければならない。どうせ渋柿にきまっている。少しゆっくりして11時過ぎまで録音して引き上げる。暖かく穏やかな晩秋の朝だ。
Sample.mp3 5分23秒、6.16MB 時刻は午前10時過ぎ。昨日と打って変わって気温も14℃と暖かく風もない。近くの道を通り過ぎる車も少なく、頭上の航空機も今日はまるで減って?・・・いるようだ。人工ヘッド"Pelias"とPCM-D50で録音。(すべての音響効果をOFFにして、ヘッドフォンでお聞き下さい / Please turn off all of sound effects and use a headphone)
余り板を利用したスピーカー工作。ユニットは・・・と探してみたが適当なものが見当たらない。1機種あるにはあるのだが口径が8cm。余り板では少々容積不足だ。もっともお値段を厭わなければあるのだけれど、格安はおいらの必須事項。やっぱり焚火でイモ焼きが得策かな。古いエンクロージャーの改造や復活も考えているが、20年近くお蔵の20cmバックロードホーンはちょっと予算オーバー。先々代のメインスピーカーの10cm共鳴管でも復活してみるか。実のところもう置き場所はないのだけれど。一冬悩みます。

2018年11月24日 昨夜から急な冷え込んで、道々の草には今年初めての白い霜。またまた夜明け前から同じ場所へと出かける。晩秋のウグイスはまだあちこちで鳴いているが、音はすっかり冬景色。休日なのに朝から異様なほど車の通行が多く、近くの道を大型のダンプカーが遠慮なしに走る。早朝は忌まわしいほどのピーカンの快晴。8時頃から見目良い雲が現れたが、しばらくすると散逸してまた雲一つない単調な青空。録音場所は日当たりが悪いので、ほとんどの時間をあちこち散策して過ごす。紅葉ならぬ黄葉と茶葉がなかなか綺麗だ。最後に上の道をずずっと一巡りして、お帰りはこちら・・・。
Sample.mp3 3分30秒、4.01MB 今日は休日のはずなのに異様なほど車が多い。午前9時過ぎ、気温は約7℃。天気はいたって上々なのだけど。人工ヘッド"Pelias"とPCM-D50で録音。(すべての音響効果をOFFにして、ヘッドフォンでお聞き下さい / Please turn off all of sound effects and use a headphone)
大変困ったことが起きた。10月〜11月は自作の床板の貼り替え工事。合板と床板が大量に余った。スピーカーの板取りと違ってちょうどピッタシというわけにはいかないのである。ケチケチ人間としては勿体ないことこの上ない。この問題を解決する当然の方法としてスピーカー工作が最適という結論が浮かび上がる。もっとも大量といっても、合わせてサブロク一枚分ちょっと。フロアータイプなんて到底無理で、せいぜい小さなブックシェルフ程度。それも使えるのは8cm未満の小口径のユニット。形式もオーソドックスにバスレフかQWT、密閉くらい。あまり面白みはないが大失敗の恐れは極小。そこそこ実用性はある。まずはユニットの選択。ぶったくり同然の極省予算では2Wayなんぞもってのほか。格安フルレンジ一発に限定する。さてどうするか。悩みは尽きない今冬のひそかな楽しみ。でもそれこそムダという気もする。焚火にしてイモ焼いたほうが有益かな。

2018年11月17日 夜明け前に出発して、また同じ場所で同じセッティング。ただし途中から少し下流側へ移動。もっとも下流と言ってもほとんど水は流れていないので、どちらが下流か良く分からないが、逆流することはたぶん・・・ない。道は軽い傾斜がついているのだが、歩いているとほとんど分からない。天気がイマイチはっきりしない割には騒音は少なめ。休日とはいえ車は異様なほど少なく、航空機の音もあまり聞こえてこない。晩秋のウグイスもまだまだ盛んだ。9時を過ぎたころから辺りを呑気にお散歩。途中住宅地を通りかかると3人ほどの人が集まって、なにやら道路の真ん中でひっくり返っていたイノシシの話をしていた。もっともそんな話、最近は珍しくもない。ぐるりと山をひと回りしての帰り道、いつの間にか天気は少し汗ばむほどになった。
Sample.mp3 4分01秒、4.61MB 午前9時過ぎ。まだ天気は定まらず気温は15℃くらい。これから航空機の音が多くなる時刻である。風に舞う落ち葉が多くなった。人工ヘッド"Pelias"とPCM-D50で録音。(すべての音響効果をOFFにして、ヘッドフォンでお聞き下さい / Please turn off all of sound effects and use a headphone)
最近所用に追われ忙しぶっている暇がない。こんな時にかぎって何やらロクでもない暇つぶしをやらかし始めるのだが、今回はもっとも悪い方向にそれが出てしまった。格安中国製デジタルアンプ、お代は金9180円也。レビューもなくスペックを確認しただけで購入してしまった。今年一番のムダ遣い。ケチケチ人間としてはこれが他人事だったらとうてい許しがたい所業である。周波数特性は6〜80kHz/−3dB。出力は2×80W/2Ω/14.5Vとあるが、実用的には2×12W/8Ω/12Vぐらいか。入力はアナログ1系統のみ。適当なDACが手元にないので用途は限られるが、遊んでいるCDプレーヤーが一つ、あるにはある。さてお味は如何に。でもそんなことをしているとまたまた暇が・・・、悪循環だな。

2018年11月10日 朝、家を出てしばらく行くと道の端っこにイタチの死体。交通事故でもに遭ったらしいが、敏捷なイタチにしては珍しい。とにかく見たのは初めてである。さらに目的地の近くまで来ると道路の端に大きなタヌキの死体。交通事情に疎い田舎暮らしのタヌキの事故は珍しくもないが、朝から二つも死体なんて縁起でもない。でもこのままただ置いておくのはモッタイないような気もする。昔だったらさっそく大鍋にぐらぐら湯を沸かしてタヌキ汁に・・・?。ともかくも到着していつもの場所で録音開始。風もなく天気は文句のつけようもない快晴なのだが、あまり音もない。マイクはそのまま放っておいて山の上あたりを二巡りほどお散歩。ここ一週間ほどで落葉がずいぶん増えた。いよいよ秋も終盤なのだな。
Sample.mp3 3分05秒、3.53MB 相変わらず正体不明の虫の羽音が聞こえるが、本日も正体不明のままだ。人工ヘッド"Pelias"とPCM-D50で録音。(すべての音響効果をOFFにして、ヘッドフォンでお聞き下さい / Please turn off all of sound effects and use a headphone)

2018年11月3日 またまた先週と同じ場所へ。早朝ここに来ると10月の末頃からなんだかワンワンというような音が空間に充満している。虫の羽音なのだが正体はよく分からない。音は周辺から万遍なく聞こえてくるが、回りを見回しても何も確認できないのである。もしかすると見えないほど上方を飛び回っているのかもしれないが、音自体は上からは聞こえてこない。時は11月。朝はかなり冷え込むようになったが、昼近くなると汗ばむくらいに暖かくなり、日の当たる場所ではいかにも11月という感じでにぎやかになる。晩秋のウグイスもますます快調だ。いつもより1時間ほど遅くまで録音して引き上げる。
Sample.mp3 4分23秒、5.01MB 時は11月。朝は10時ごろ。気温も暖かくなってきて晩秋のウグイスもますます快調だが、上空の航空機もいよいよ元気いっぱいに飛び回るという感じだ。人工ヘッド"Pelias"とPCM-D50で録音。(すべての音響効果をOFFにして、ヘッドフォンでお聞き下さい / Please turn off all of sound effects and use a headphone)
所用のついでに立ち寄ったリサイクルショップで購入。お代は税込324円也。縮長190mm、伸長1040mm、重量663g、12段のコンパクトカメラ用三脚である。国産品だが発売年代などの詳細は不明。現在だったら多分6000円前後の定価になるだろう。外観は錆と汚れで薄汚く、あちこち塗装も剥げているが、脚部を引き出してみるとまだ十分にピカピカ。足の本体への固定はカシメ式だが、これもまったく緩みがない。ほとんど使用されないままリサイクル店に引き取られたという感じで、少し手入れをすれば新品同様に使えそうだ。手に取るとずっしりと重く、脚部のパイプも肉厚で動きはスムース。雲台も動きはなめらかでガタがなく、90度のサイドチルト付き。ケチケチ人間のボクとしては、こういう安くて重くて丈夫なものを手にすると、何だかとてもうれしくなって思わず笑みが満面に広がるのである。ところでこれを何に使うかなのだが・・・・・実のところ使い道が、ない。というよりモッタイなくて使えない。行くすえ大切に死蔵いたします。これでもう3個目だな。
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