<< >> 過ぎ去った時からへ HOMEへ

 日常のありふれた音の記録です
2018年8月
2018年8月26日 昨日に引き続きあちこちお出かけ。まずは東へ山を2つほど越え、うんざりするようなだらだら坂を延々と下って海岸まで。途中人家もなくなかなか悪くない場所だが、すぐ近くを大きな道路が通っているので録音向きではない。そこから海岸沿いの山道をたどって南へ向かう。まだ舗装のきれいな細い道で日差しもよく、車もめったに通らない静かな長い道。朝夕の散歩には好適な感じだ。途中に休息所もあって実際にもそういう用途を考えられているようだが、行き倒れたら命の保証はない。進んでいくうちに海岸の山の斜面に神社があるのを発見。でもどう見てもたどり着く道は見当たらない。仕方がないので海岸に下り砂浜をぐるりと回ってたどり着く。現場に行ってみるとやはり神社は孤立していて道は一つもない。そこでしばらく録音しているうちに、以前いちど来たことがあるのを思い出した。こういうことはよくあるのだが、いつのことだったのだろう。
Sample1.mp3 3分45秒、4.29MB 集落の入口のT字路。mp3ではバックグラウンドの車の騒音が破綻してしまっている。人工ヘッド"Pelias"とPCM-D50で録音。(すべての音響効果をOFFにして、ヘッドフォンでお聞き下さい / Please turn off all of sound effects and use a headphone)
Sample2.mp3 2分16秒、2.60MB 上の画像の通り。これもバックグラウンドの細かい音が破綻している。mp3でもそう厳しい音源ではないはずなのだけど。人工ヘッド"Pelias"とPCM-D50で録音。(すべての音響効果をOFFにして、ヘッドフォンでお聞き下さい / Please turn off all of sound effects and use a headphone)

2018年8月25日 23日夜半、台風20号通過。予報に反して翌日は穏やかな天気で風もない。これまで当地で経験した台風の中では比較的軽い方。しばらくぶりの一雨という感じだ。相変わらず高齢者へのおざなりの避難勧告は出ていたが、聞いているうちに不可解な気分になった。本当に対象者全員が避難場所に避難できるのだろうか。もし堤防が決壊したらどうなるのか。避難している人は大丈夫なのだろうか。過去にはわが家も1階の天井近くまで水没している。今はもっとひどい状態になるだろう。放送自体家の中では聞き取りにくいし、非常時に特に大音量になるというわけでもない。そもそも避難した人はほとんどいないのだから、実際には何の役にも立っていない。なにがなんだか良く分からないことが多いのだが、でもそうした疑問を耳にしたこともない。みんな頭からバカにしきって相手にしていないのかも知れない。台風シーズンはいよいよこれからが本番。ちょっと心配になってきた。
Sample.mp3 3分13秒、3.68MB 海側から延々と続く山道を超えて一度小さな集落に出て、そこからまた山を越える細い道の途中の谷川。200mほど上ると別の小さな集落に出て、また延々と山道が続く。あとで地図で調べてみたが、どこだかさっぱりわからない。以前いちど通ったことはあるのだけれど。人工ヘッド"Pelias"とPCM-D50で録音。(すべての音響効果をOFFにして、ヘッドフォンでお聞き下さい / Please turn off all of sound effects and use a headphone)
早朝からいつもの場所を尋ねてみたがほとんど音もない。蒸し暑い朝で、肌に触れる空気自体がダラダラと黒い汗を流しているような不快な天気。1時間ちょっとであきらめて山を下り、散歩がてらあちこちと走り回る。途中で出くわしたのが左の画像のゴミ収集場。ケチケチ人間のオイラとしては、”うわ、なんともったいない”。すぐにでもかき集めて持って帰りたいところだが、そんなことをしてはいけない。もっとも持って帰ったところで結局持て余してまたゴミになるのだけれど。ケチケチ人間の哀れで悲しい性なのである。行方定めぬ風任せ、知らない道があるとすぐに横道にそれるのでわけが分からなくなり堂々巡り。8時間走り回っただけに終わってしまった。それでも昼を過ぎると空も晴れて澄み渡り久しぶりの好天。入道雲に酷似した雲もモクモクと湧き出して、今年初めて本当に夏らしい気分になる。いまさらの昔風の夏、それもまんざら悪くはない。

2018年8月19日 8月もそろそろ下旬。このところヤケに涼しい。というかずっと昔の夏の日を思い出した。夏って昔、こんな感じだったような記憶がある。そういえば夕立も来なくなったが、最近は夕涼みってものもしなくなった。夕方はまだまだ暑くてとてもそれどころではない。なぜか空には秋めいた雲。早朝からあちこち出歩いてみたがこの季節はあまり音もない。というよりもうすでに9月の雰囲気だ。結局昼過ぎまで走り回っただけに終わってしまった。
Sample1.mp3 2分43秒、3.12MB コジュケイが異常接近。谷の向こうのコジュケイと掛け合いになった。途中で録音レベルを変えられないので大半はレベルオーバー。浮動小数点フォーマットの録音機が欲しいところだ。人工ヘッド"Pelias"とPCM-D50で録音。(すべての音響効果をOFFにして、ヘッドフォンでお聞き下さい / Please turn off all of sound effects and use a headphone)
Sample2.mp3 2分05秒、2.39MB 今年は8月も下旬に近づいてもまだクマゼミがにぎやかに鳴いている。人工ヘッド"Pelias"とPCM-D50で録音。(すべての音響効果をOFFにして、ヘッドフォンでお聞き下さい / Please turn off all of sound effects and use a headphone)
Sample3.mp3 5分32秒、6.34MB 最近よく見かけるようになった農薬散布のヘリコプター。大きさは小さめのバイクほど。水田の端まで行って旋回、ではなく前進後退して農耕式(?)。すれすれの低空飛行で往復散布する。エンジンの音が二つに分かれて聞こえるが実際にもこんな感じだ。人工ヘッド"Pelias"とPCM-D50で録音。(すべての音響効果をOFFにして、ヘッドフォンでお聞き下さい / Please turn off all of sound effects and use a headphone)

2018年8月14日 花火見物、というより録音。今年はなかなか出かける機会がない。岡山市の花火は中止。他にもあったが所用に追われて出かけることができない。昨日13日は日生の花火大会、・・・なのだが溜まっていた用事を片付けけているうちにいつの間にか夕方。大慌てでバンメシをかっ食らったが時すでに遅し。電車の時刻に間に合わなくなった。次の電車は開催時刻ギリギリ。というより大混雑になるので、駅から出て帰りの切符を買っているだけでほとんど時間がなくなってしまう。のんびり場所選びなんてとても無理。これでは面白みなんてない。加えて性悪猫が数日前よりいささか不調。それもあってお出かけは中止にする。でも今年はもう後がない。
そういうわけで本日もローカルにお出かけ。アサイチで南へ南へと向かい、海岸に出たところでしばらく録音。お盆なのでさすがに平日よりは静かだが、それなりに騒音はある。あとは引き返してあちこち回ってみるが特に面白いところもなし。昼近くなるとセミも暑さにやられて鳴き止んでしまう。平凡な夏の一日、まあこんなものかな。
Sample.mp3 4分49秒、5.52MB 風もほとんどないので、打ち寄せる大きな波は沖を行く船の航跡。けっこうやかましい朝だ。人工ヘッド"Pelias"とPCM-D50で録音。(すべての音響効果をOFFにして、ヘッドフォンでお聞き下さい / Please turn off all of sound effects and use a headphone)
樹皮を一回り剥ぎ取られたドングリの木。昨年はまだ大部分の枝は生きていて緑に茂っていたが、今年はどうなっているのか。気になっていたのでついでに立ち寄ってみた。木の状態はご覧の通り。根元近くで樹皮が幅40cm程きれいに剥ぎ取られている。これでは枯れるほかないし、現に生きている枝は去年よりずっと減って大部分が枯れ枝になった。それでも一部の枝はまだ青々と葉が茂っている。なかなかしぶといものだ。この先どうなるのかは大いに気になるのだが、生き返るのは到底難しそう。気になる木なので来年もまた来てみよう。

2018年8月12日 今年も夕立がぜんぜん来ない。一度だけなにやら空雷とパラつく雨があったが、こんなものは夕立なんてものではなくまったくのマガイモノ。そもそも入道雲というものを最近目にしていない。なんだか世の中すっかり様子が変わってしまったみたいである。今日も朝からフラフラとお出かけ。といっても早朝からあちこちでセミが鳴いているのでそれ以外には何もないという感じだ。セミの声なんてどこでも録れそうな気がするが、いろいろ条件があって意外と場所は限られてくる。今回も1週間前と同じ場所。大量の蚊と照りつける直射日光に悩まされて本日も終了。昼近くには入道雲に似た雲が出張っていたが、これもどうせマガイモノだろう。夕刻の涼しげな一雨は期待できそうもない。
Sample1.mp3 3分41秒、4.22MB 8月5日と同じ場所。前方には少し谷の入り込んだ所にある小さな集落。鶏が鳴いているがもはや早朝ではない。少し下に墓参りのお年寄りのご夫婦が来ている。人工ヘッド"Pelias"とPCM-D50で録音。(すべての音響効果をOFFにして、ヘッドフォンでお聞き下さい / Please turn off all of sound effects and use a headphone)
Sample2.mp3 2分45秒、3.15MB これも8月5日と同じ場所だが少し上流側。100mほど後ろに貯水池がある。水の音はヘッドの前方の用水路ではなく後ろの小さな水路のたてる音だ。それにしてもこの場所は日陰がない。唯一の日陰はマイクが独り占めしている。セミの声はmp3にはやはり厳しく、上空を通る航空機の音が破綻している。人工ヘッド"Pelias"とPCM-D50で録音。(すべての音響効果をOFFにして、ヘッドフォンでお聞き下さい / Please turn off all of sound effects and use a headphone)

2018年8月4日 プロセッシングシステムのマルチコア・マルチプロセッサー対応は、残った一つもなんとか終了。クリティカルセクション12、待ち合わせのためのゲートが6個ということでいよいよわけが分からなくなり、デバッグには四苦八苦。これで大丈夫なのかどうかいま一つ確信がもてない。原因がはっきり確認できないまま、うやむやのうちに出来上がったという感じでなんだか気色が悪い。予想どおり効率は悪く、論理プロセッツサー数2のマシンで1.6倍ほど。短いファイルを繰り返し処理すると1.7倍くらいになる。この辺りはディスクアクセスの差だろう。プロセッツサー数が増えればさらに効率は低下する。同期がうまくいくかどうかはWindowsの裁量次第のあなた任せ。ただ進行の具合を見ていると同期そのものはうまくいっているようだ。ファイル単位の処理にすれば排他的な処理の部分は減るのでもう少し効率は良くなると思うが、また別の問題も出てくる。これもやってみなければ分からないし、意外と大差は出ないのかもしれない。そのうち時間ができたら試してみるかな。
Sample1.mp3 6分12秒、7.09MB たださえ暑苦しいセミの声。それだけでは寂しいのでついでに国道を走る、これもいい加減に暑苦しい車の音を、マイクをガードレールに立て掛けて録音。もう少し距離を取ったほうがいいのだが、堤防の道なのでこれ以上引きがきかない。おかげでいよいよ暑苦しくなった。小型マイク"Slivikin"とPCM-M10で録音。(すべての音響効果をOFFにして、ヘッドフォンでお聞き下さい / Please turn off all of sound effects and use a headphone)
Sample2.mp3 2分36秒、2.98MB もう時期外れかなと思ったが、用水路の水量は十分。今年も3つの水車が回っていた。小型マイク"Slivikin"とPCM-M10で録音。(すべての音響効果をOFFにして、ヘッドフォンでお聞き下さい / Please turn off all of sound effects and use a headphone)
Sample3.mp3 4分04秒、4.67MB 8月5日 今日はまともなセミの声。後半は車の時々通る道にマイクを置いているので離れるわけにはいかない。日陰で長時間じっと耐え忍んでいるのはなかなか大変。少しは動き回っているほうが楽だな。小型マイク"Slivikin"とPCM-M10で録音。(すべての音響効果をOFFにして、ヘッドフォンでお聞き下さい / Please turn off all of sound effects and use a headphone)
最近はあちこちでイノシシの侵入防止の柵が見られるようになった。これは用水路をまたいで架かるコンクリートの橋の上に設えられた柵。竹を割って縦横に組み合わせて組み立てられたもので、材料は近くの竹藪から自前で調達できるので安上がり。でも効果にはいささか疑問もある。なにしろ用水路の幅はわずか1m足らず。野生のイノシシならちょちょんのばで簡単に飛び越えられるような気もする。それに柵の幅は橋の幅と同じなので、これも脇から回り込んで容易に侵入できそうだ。だいいち軽いものなのでそれ以前に鼻息だけで吹き飛んでしまうという感じたが、今のところそういった形跡はないようだ。あちこち出かけているとイノシシ対策もいろいろバラエティーに富んでいてなかなか面白い。
▲UP 過ぎ去った時からへ HOMEへ