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 日常のありふれた音の記録です
2018年7月
2018年7月16日 プロセッシングシステムのマルチプロセッサー対応はとりあえず3つはやっつけて、残るは一つとなった。少しややこしいので短区間で待ち合わせをして同期をとる方法と、終了したものから次に取り掛かる方法を検討。このうち短区間で同期をとるのは初めてなのでテストモデルを作って動かしてみる。ところがどうやっても動作が変。2週間かかってやっと分かったのはスレッドが自分で設定したクリティカルセクションを通り抜けてしまうこと。しかたがないので別の方法で対処。待ち合わせを頻繁にするというのは、1つのスレッドが遅れた場合に他のスレッドが待ちぼうけを食らうので効率的ではないが、実際に動作させてみると案外そうでもないようだ。中途半端な数のスレッドを立ち上げると初めはヨタって遅れるがすぐに安定する。それぞれ複数のプロセッサーに適当に割り当てられていくようだ。せっかく作ったので、とりあえずこれでいってみるかな。
Sample.mp3 2分16秒、2.59MB セミの声と流れの音とホトトギス。なんだか出来の悪い夏の三題噺。セミの音はやはり厳しく、mp3は破綻気味だ。人工ヘッド"Pelias"とPCM-D50で録音。(すべての音響効果をOFFにして、ヘッドフォンでお聞き下さい / Please turn off all of sound effects and use a headphone)
今日は一昨日に引き続き上山田方面。マイクをいつもの場所にセットしてあとは呑気にお散歩。といっても下に下りるとすぐに山裾に出るので反対側へ。途中の少し薄暗くなった場所にさしかかると道の真ん中あたりでカサという音。マムシである。いつものことながら1mくらいまで近づいて、それもマムシの立てる音でやっと気づくのだから危ないものだ。ここで見るのはこれが初めて。みんなイノシシに食われてしまったのかと思っていたがそうでもないようだ。毒蛇と意地の張り合いをしても仕方がないのでこちらから少し身を引いたら、脇の草むらの中にノッソリと立ち去って行った。山の上の集落の田んぼが始まるあたりで引き返しての帰り道。ふたたび同じ場所でカサという音。あっ、また出やがった。やっぱり1m程の距離である。気を付けて歩いているつもりなのだが、注意力はなはだ散漫。もう1〜2歩踏み出していたら危ないところだった。どこにでもいるものなのでいちいち気にしていても仕方がないが、食い付かれるのはヤッパリ・・・おいらイヤです。

2018年7月14日 少しばかり寝過ごして慌てて出かける。到着したのは午前7時前。もう30分もすると最初の航空機が通り過ぎる。なんだかせわしない。先週から山道の入り口に通行止めらしい赤色のコーンが設置してあるのだが何だろうと思っていが、どうも通行止めの本体は雨で掘り返された道路を横切る水路の部分のようだ。反対側にも同じく距離を開けてコーンが設置されていた。現場までたどり着いてから気づいたのでは、そのまま引き返すのもままならなくなって立往生してしまうのだろう。9時頃を過ぎると強烈な、しかしどこか淀んだような陽光が照りつけ始める。道端の草にたむろする小さなカマキリの幼虫は、1週間ほどで見違えるほど大きくなった。いよいよ本格的な夏、だな。
Sample.mp3 4分19秒、4.94MB このあとすぐ最初の航空機が通り過ぎる。今日は到着した時からわずか30分ほどの猶予。近ごろ何だか世の中せち辛い。人工ヘッド"Pelias"とPCM-D50で録音。(すべての音響効果をOFFにして、ヘッドフォンでお聞き下さい / Please turn off all of sound effects and use a headphone)

2018年7月8日 このところ降り続く雨と所用に阻まれて出かける時間がない。もちろん前日も引き続き雨。ここまで降り続くとなんだか心配になってくるが情報がない。何回かはお年寄りへの避難勧告が出ていたものの、具体的な情報がないので何の役にも立たない。近くの用水路の具合からこの程度なら大丈夫だろうと呑気に構えていたが、それどころの雨ではなかったようだ。この辺りで大規模な災害というとやはり河川の氾濫、もう少し近ければ自分で見に行っていたかもしれない。
本日予定の雨天決行の町内行事はさすがに延期。でも4時半に起きると雨である。また寝て起きると6時半、あわててメシを食らって出かける。前日の午後にキャンプ場へ行ってはみたが谷川の音ばかり、今日は上山田方面へ。とくにどうということもないが、山道を横切る谷川の水路の250mmの塩ビパイプが水流ですっかり掘り出されて転がっていた。10時前、散歩をしていたら集落からやって来た罠の見回りのお年寄りに久しぶりに出会う。山の向こう側は、昨日は一面水の海だったそうだ。
Sample1.mp3 1分45秒、2.01MB 7日午後のキャンプ場。ほとんど溢れかえった谷川の音ばかりだ。人工ヘッド"Pelias"とPCM-D50で録音。(すべての音響効果をOFFにして、ヘッドフォンでお聞き下さい / Please turn off all of sound effects and use a headphone)
Sample2.mp3 2分28秒、2.82MB 8日、朝の上山田。こちらも3つの池は満杯。水の音がやかましいが、池が溢れかえるというほどでもない。人工ヘッド"Pelias"とPCM-D50で録音。(すべての音響効果をOFFにして、ヘッドフォンでお聞き下さい / Please turn off all of sound effects and use a headphone)
この時期に山道でよく見かけるのはたいてい2cm位の小さな子供のアカガエルだが、みつけたのは成長したアカガエル。珍しいので撮影していたら突然何かに飛びついた。見るとまるまると肥え太った大きなミミズである。あっという間もなく3分の2ほど飲み込んで、ご覧のような状態になった。身に不相応とまでは言わないが、体に比べれば随分ととてつもない大きさである。人間がこんなことをしたら、まずは喉に詰まらせてキリキリ舞いを演じ、あとはお腹をかかえて七転八倒。散々のたうちまわったあげく死んでいるところだ。みるみるうちに残りもペロリと平らげてどこかに跳んで行ってしまったが、飲み込んだあとの状態からするとまだまだデザートの2つ3つくらいはイケそう。これだけ一度にたっぷりと詰め込めば、しばらくは何も食わなくてもいいんじゃないかという気がするがどうなんだろう。人間だったらどこかのパーティーにでもお呼ばれに行ってしこたまご馳走をお腹に詰め込み、残り物はみんな大風呂敷に包んで持って帰って、七日ばかりは何もしないで食っては寝て暮らす。ケチで怠け者のおいらにはピッタリのうらやましい生活だ。そういえば昔、そんな話があったっけ。一ぷく三杯。
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