2016年2月6日 またまた所用で出掛けられないでいるうちに月日は移り、年は変わってはや2月。目に見えて陽射しが強くなり、何といっても昼間の時間がだんだん長くなっていくのは嬉しいかぎりだ。近隣の山肌も新芽で薄紫色にけぶり始め、気の早い梅の木が花を開き始めた。なんてったもうすぐ”春”なのである。でも本当の本物の春はそう簡単に都合よくやってこないのは毎年のこと。しばらくはバッタモンの春で我慢しよう。久しぶりに出かけてきたものの、しばらく録っているとなにやらチェーンソーの音。山道の整備をしているらしい。これではどうしようもないので西側の谷に回ってみたが、こちらもやっぱりチェーンソーの音である。峰の頂上近くで作業しているようだ。しかたがないのでまた戻ってキャンプ場の入り口の林の前にセットしたが、今度は草刈の人がやって来て作業を始めた。人間も猫もお天道様も春が近づいて活気づいているようだ。 |
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Sample.mp3 |
2分40秒、3.05MB 後半の機械的な打撃音、聞いたことのない音だ。人工ヘッド"Pelias"とPCM-D50で録音。(すべての音響効果をOFFにして、ヘッドフォンでお聞き下さい / Please turn off all of sound effects and
use a headphone) |
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所用で出掛けられない、・・・なんていうのは実のところ根も葉もない見え透いた言い逃れであって、ウラでなにやら良からぬ事をしでかしている確たる証拠に違いないのだが、その成果が左の図、というのではなんだか情けない気がする。板厚11.2mm、900mm×1800mmの格安規格外合板一枚から2台。スペースファクター最重視。外寸151.4mmW×764mmH×279mmD。ユニット側音道断面積約127.5cm2、開口側音道断面積約189cm2。FE83Enを1個使用の共鳴管である。8cmはE→Enに変わってMoとfoは増大。従来から低音の再生の難しいユニットだったが、Enになってますます困難になってきた。いろいろな作例から考えると明らかに容積不足。少なくともこの2倍以上は欲しい気がするが、格安合板一枚から2台という制約は厳しくこれで行くしかない。低音の再生限界は60Hzまで。経験上あまりひどい低音不足にはならないのではと期待しているが、まったく根拠のない期待なのでほとんど当てにはできない。まもなく塗装も終了し、幸運に恵まれれは来週中には音出しできるはず。でも結果がなんだかオソロシイのである。これは新年早々・・・、また失敗かな。 |
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