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 日常のありふれた音の記録です
2014年4月
2014年4月27日 まもなく5月である。4月は所要でなかなか出かけられないでいたが、久しぶりに来てみるとキャンプ場の桜はすでに散り、今は八重桜と山ツツジが満開。新緑の緑も目に眩い。連休の前半とあってキャンプ場の利用客も一組やがて車を連ねて訪れてくる。明日のことは知れないが本日天気も上々。でもいけないのはお天道様である。もうすっかり高く舞い上がってしまっている。いまどき日の出は5時過ぎ。夜が遅くなってしまうボクにとっては厳しい季節でもある。せいぜい早起きして晩春を楽しみたい。と毎年果たせない思いを思うのである。
Sample.mp3 1分40秒、1.92MB この季節、どこにマイクを置いてもたいてい虫の羽音が頻繁に入ってくる。苦手な人もいるかもしれないが、ボクにとっては録音していてとても楽しい音である。それは飛んでいるのが何だろうと変わりはないが、衛生的かどうかはとても受け合えたものではない。もしかしてお耳汚しな音かも?。人工ヘッド"Pelias"とPCM-D50で録音。(すべての音響効果をOFFにして、ヘッドフォンでお聞き下さい / Please turn off all of sound effects and use a headphone)
4月も終わりに近づいて極限まで老朽化したCDプレーヤーとアンプを更新。さすがに入門機ではないものの、オーデォマニアの風下にも置けない普及品。ハイエンドオーディオなどとはまったく無縁の隔絶した世界である。最初の第一声には愕然とした。レンジが狭く中域〜中低域のもやついた付帯音のある異様な音。ノイズも多い。RCAケーブルの影響もあるかも知れない。以前セッティングを変更したとき曲げ直したら俄然音が変わってしまった。しかし1時間、2時間と経つうちに徐々に変化。たぶん一週間、一か月、半年と変わっていくだろう。ただ音色は必ずしも好みというわけではない。機器の重量に目が眩んだのである。安くて重くて丈夫なものには年甲斐もなく理性を失ってしまう。この癖はまだまだ当分は治りそうもない。この先音がどう変わっていくのか心配でもある。

2014年4月25日 4月の上旬にサポートの終了にともないXPから8の環境に移行。買ってきたのは超格安型落ちの投げ売り見切り品。お店では早く処分してしまいたいと思っているフシがある。XPがわりと安定していて使いやすく加えてケチで怠慢なのが災いしてそのまま十数年が経過。新しい環境では動かないソフトも出てきた。それでは新たに購入、は超格安のパソコンには分不相応。あちこち探し回って適当なものを見繕い間に合わせる。プロセッシングシステムはそのまま問題なく動いているが、画面に多少違和感も出てきた。でもそんなに慌てることもない。OSのインターフェースが今後変わる可能性もある。ただマルチプロセッサー/マルチコアには早めに対応したい。
Sample.mp3 1分25秒、1.63MB クマバチが池の畔の道にナワバリを張っている。日がな一日滞空し侵入者の警備に当たる。なかなか大変である。これが人間だったら、こんな商売やってられるか、とその日のうちに放り出して帰ってしまうところ。でもクマバチはそんなわけにはいかない。人工ヘッド"Pelias"とPCM-D50で録音。(すべての音響効果をOFFにして、ヘッドフォンでお聞き下さい / Please turn off all of sound effects and use a headphone)
前回のmp3ファイルのピロピロピロという正体不明の音。どうやらウグイスの鳴き声のようだ。別に厳密に確認したわけではないが、その後似たような音は何度か耳にしている。ホホホホホ・・・といかにもウグイスとわかる声もあれば、ピロピロピロと人工的な正体不明の音もある。とても鳥の声とは思えないが、どうしてそうなるのかはよく分からない。昨年に続いてこの辺りではコッチヘコイ・ウグイス、ホイチョ・ウグイス、ホイショ・ウグイス、ホイヨ・ウグイスが主流。でも一山越せばまた違った鳴き声に出会う。今年はどんな新手の鳴き方が流行るのか楽しみである。

2014年4月1日 すでに4月、春本番である。ほの暗く湿っぽく怪しげな春モドギも、4月の陽光でカラリと唐揚げになってさっばりとした天気になった。こうなるともう中身が本物の春かどうかなんてもうどうでもいい。どのみち詮索している間に短い春は終わってしまう。山のあちこちに散在する山桜は満開。木々も芽吹き始め、キャンプ場の桜も一部満開になって、花見客が一組訪れている。ハイスピードで立ち上がりが良いと言えば聞こえがいいが、いかにもデジタル的、突発的な季節の変化である。わが家の庭の雑草も日々デジタル的に成長している。対するに除草は立ち上がりの悪いロースピードのアナログ的作業。ドッコイショと重い腰を上げる。これじゃ結果は目に見えている。そんなことをやっている間に夏は速やかにやって来る。短い春、せいぜい出かけて楽しみたい。
Sample.mp3 1分32秒、1.75MB 今年もコッチヘコイ・ウグイスは健在。ホイチョ・ウグイス、ホイショ・ウグイス、ホイヨ・ウグイス、コッチヘキテ・ウグイスも相変わらずだ。でもドッコイショ・ウグイスにはまだ出会わない。鳴いているのはホイチョ・ウグイスとホケヨ・ウグイス。人工ヘッド"Pelias"とPCM-D50で録音。(すべての音響効果をOFFにして、ヘッドフォンでお聞き下さい / Please turn off all of sound effects and use a headphone)
ずっと長いあいだ録音したり撮影したりしていると、聞こえるはずのない音が録音されていたり、写るはずのないものが写っていたり、ということかしばしばある。というような経験はまだない。それでも時おり正体の分からない音に出くわすことがある。上のmp3ファイルの1分21秒、ピロピロピロと不意に電話の呼び出し音のような音。でも録音した場所は一本道で、録音している間中だれも通ってはいない。ずっと下のキャンプ場には誰かいたかもしれないが、到底ここまでは聞こえてくるはずもない。拡声器による放送の可能性もあるが、いままでこんな音は聞いたことがない。そもそも近くにいた本人が聞いているはずだが、耳にした記憶がまったくない。生き物の中には地球上の生命とはとても思えない姿をしたものや、生身の生物が発するとは信じられない音を出すものもいるにはいるが・・・。でもこれって何の音なのだろう。単なる偶然の成果?。どなたかお立会いの中にこやつの正体をご存知の方は・・・。
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