2013年5月12日 本日飛行場。実は先週も出かけたのだが、朝寝坊したうえ猫に言い掛かりをつけられて出遅れ、列車の時間を間違えて乗りそこない、駅でヒルメシをゲットしていたらバスを乗り逃がし、バス停を間違えてさらに乗り逃がし、現場に着いたら目前で2便を録り逃がし、ついでに手違いで1便を録り逃がし、結局録れたのは1便のみ。もう一便でもと頑張っていたが、西の方が俄かにけぶり冷たい風。とうとう雨になって慌てて引き上げてきた。捲土重来。
離陸は主に東方向なので、間近で録音できる場所というと3ヶ所くらい。空港の東の端にあるスポーツ広場と、東端を走る農道の上の休息所と、トンネルを抜けた南側にある谷川沿い。スポーツ広場は開園が09:00なので早朝は不可。滑走路との距離があり、広場そのものが少し高い位置にあるので、航空機の高さが出ないのが難点。音量も小さめ。休息所は農道が落ち込んでいるので車の騒音は気にならないが、すぐ東のゴルフ場の音は聞こえるし、空港と同じ高さなので良くも悪くも空港の騒音が常時入ってくる。滑走路の延長線に近いため通過はほぼ頭上という感じ。谷川の方は、空港の立入禁止区域の外にもう一つ門があるだけの立入禁止区域があり、この境界線上。ただし谷川そのものも別途立入禁止。下に駐車場つきの庭園のようなものがあって舗装された道が通じているし、谷川もそれらしく階段や広場があるので、当初は人が入ることを予定していたらしいが、危険なため閉鎖されたようだ。上流には900m近いトンネル、下流には急斜面とダム。増水した川に落ちれば、運が良くて水死か転落死。長いトンネルの常闇に潜むものについては口にしたくもない。深入りは禁物だ。朝から順次3ヶ所を巡って録音。 |
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1分54秒、2.17MB 農道の上の休息所で。ほぼ平坦な地形だが、離陸の瞬間というのは意外と短い。長くてせいぜい2〜3分程度。高度が低いのであっというまに聞こえなくなる。主役というよりはチョイ役だ。この便が通過する頃、弁当を下げた飛行機見物のお年寄りが二人やって来た。人工ヘッド"Solomon"とPCM-D50で録音。(すべての音響効果をOFFにして、ヘッドフォンでお聞き下さい / Please turn off all of sound effects and
use a headphone) |
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発着時刻はかなりアバウトなので時刻表はあまり当てにはできない。離陸の回数を数えていたほうが確かだが、離陸がどちら向きになるかはお天気次第。まさか路線バスのように発車時刻よりも早く出ることはないと思うが、遅れの方は自在だ。今日も1時間ほど遅れがでて1便録り逃がしてしまった。最後に辿りついたのはスポーツ広場。休日なので人は多いが、意外に飛行機の見物客が多いのにも驚いた。ここで2便録って昼過ぎに本日終了。ところがターミナルに戻って唖然。次のバスは16:00。帰りをまったく考えていなかった。3時間近いブランクができたのでそこいらをお散歩。途中ここにもコッチヘコイ・ウグイスがいるのを発見。もしかするとごく一般的な鳴き方の一つなのかも。しかしよく聞くと少し違う。「ホォ・コッチヘコイ、ホォ・コイ」。どうも出自が異なるようだ。 |