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 日常のありふれた音の記録です
2012年7月
2012年7月21日 久しぶりに観音院の夏祭りに出掛けてみた。明るいうちに着いて様子見に辺りを一巡り、のはずだったが、すでに結構な人出で催し物も始まっている。例年と大きく変わったところはないが、今回はとにかく人が多い。人と人との間にほとんど隙間がないような状態で、ヘッドを取り付けた三脚を担いで歩き回るのはなかなか大変だ。体力よりも精神力、なかなか気疲れがする作業だ。人の声もこう多くてはほとんどノイズも同然である。8年前の写真と比べてみたがまるで人の密度が違う。今年は花火はないのかと思っていたら、終盤になってアナウンス。慌てて場所を探したものの時間不足、人通りも多く、とくに面白い場所というわけでもない。
Sample1.mp3 50秒、974kB 西大寺観音院の夏祭り。催し物はあるが掲載できないので声だけ。人工ヘッド"Solomon"とPCM-D50で録音。(すべての音響効果をOFFにして、ヘッドフォンでお聞き下さい / Please turn off all of sound effects and use a headphone)
Sample2.mp3 40秒、774kB 夏祭りの後のささやかな花火。川の向こう岸から打ち上げている。距離は500mくらい。人工ヘッド"Solomon"とPCM-D50で録音。(すべての音響効果をOFFにして、ヘッドフォンでお聞き下さい / Please turn off all of sound effects and use a headphone)
購入してからちょうど1年になる。特に目立った不具合もなく現在に至っている。全身金属のPCM−D50と異なり、筐体がプラスティックなので静電気の影響が心配。特に冬季が危ない。デジタル時計、デジタルカメラ、携帯電話、ICレコーダーでプログラムが暴走したり設定が飛んだりするのを経験しているが、いまのところ特に異常なし。とはいえ、あまり過酷な使用はしていないので、もう少し様子を見てみないと分からない。どちらかというと所かまわずといったD−50と比べると、ツマミやボタン、スイッチ、ジャックなどの位置が、入力関係と出力関係に分類して配置されているので、この点では使いやすい。この機種になって初めて搭載されたクロスメモリー録音機能やMP3の録音機能も、大容量のメモリーが安価に手に入る今となっては、いまさらという気がしないでもないが、メモリーが足りなくなったときの非常用としては安心感がある。タイマー録音機能は欲しいが、リモコンを潰して改造すれば何とかなるかも。もう一つ欲しいと思うのがソフトケース。三脚からぶら下げて持ち運んでいると、結構あちこちぶつかるのである。これも自作するしかないかな?。

2012年7月17日 朝、いつもの通り出掛けたが、ふと長船のキャンプ場へ行ってみようと思いついて針路変更。ところか途中で目的の場所をまったく忘れていることに気が付いた。どんどん北へ進んで、隣の市まで出たところで、これはダメだとこんどは山を越えて引き返す。その途中で案内板を発見、この先3.8km。谷の入り口まで辿りついてやっと思い出した。以前来たときは出来て間もない頃でピカピカだったが、今回はだいぶ枯れてきて、谷川の水路には土砂が溜まり雑草も増えてきている。まだ崩壊してはいないが、あと10年くらい経てば、なかなか居心地のいい場所になりそう。キャンプ場は草刈作業中なので、そのままどんどん谷を登っていったが、あまり面白い音もなし。けっきょく山を越えて南側に出てしまった。
数年前に山火事があったらしく、両側の山は草地の状態。一部は黒焦げの松のまばらな林が残っている。下りて行く途中で鶏の声かするのに気が付いた。声を頼りに道を辿っていくと、斜面の田圃の中の空き地に小さな鶏小屋がある。普通は民家の中か近くにあるものだが、こういうのも珍しい。せっかくだからと、田圃の水路の音の聞こえる場所にマイクをセッティング。ところがセッティングが終わったところで声が途絶え、そのまま鳴かなくなった。これはなんとも残念。そのとき突然記憶が甦った。以前、この場所で、まったく同じセッティングで、同じ目に遭っているのである。その時の録音機はDATでTCD−D100だった。5〜6年も前の話である。人間懲りないものだ。でも機会があったらまた来てみるかな。

2012年7月16日 人間の声を録ってみたくて、中洲にある公園に出掛けた。といっても中には入らず、出入り口付近を中心に録音。店などがあって人が集中するし、あまりプライベートな内容にはならない。とはいえ行事などではないから、おおっぴらには録りにくい。子供の声や挨拶、たわいのない日常の会話。日常の人間の声を自然に撮るのは意外と難しい。
Sample.mp3 1分59秒、2.28MB 2時間ほどうろつきまわって収録した音をいくつかつなぎ合わせてみた。人工ヘッド"Solomon"とPCM-D50で録音。(すべての音響効果をOFFにして、ヘッドフォンでお聞き下さい / Please turn off all of sound effects and use a headphone)
PCM−D50用にネックストラップを購入。以前から使っているハンドストラップは丈夫でいいのだが、短くて使いづらい。このハンドストラップの取り付け部分の紐は異常なほどの極太で丈夫なものだったが、残念ながら現在は普通の太目のサイズに変わっている。そこで今いちばん丈夫そうなものを探して購入。もう少し太いほうがいいのだが仕方がない。先端部分が切り離せる構造である。通常のセッティングでショルダーベルトをいちいち取り付けるのは面倒なので、ネックストラップを使用。これで三脚から録音機をぶら下げる。移動しながらの録音にはネックストラップを切り離してショルダーベルトを取り付けて使用、の予定だが、しばらく使ってみないとホントのところは分からない。

2012年7月13日 円張側へ出掛ける。しばらく続いた梅雨の雨で、なかなか流れだ絶えないが、ほとんど水の音のみ。日佐神社に回ってみたが、こちらもあまり変わらない情況。神社の少し上のごく小さな音の流れの傍でしばらく録音。ここまで小さいと周囲の暗騒音やマイクのノイズが気になってくる。なんだかさえない一日だ。
Sample.mp3 1分0秒、1.14MB 日佐神社のすぐ上の辺りで録音。流れはごく小さな音である。人工ヘッド"Solomon"とPCM-D50で録音。(すべての音響効果をOFFにして、ヘッドフォンでお聞き下さい / Please turn off all of sound effects and use a headphone)
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