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 日常のありふれた音の記録です
2012年6月
2012年6月30日 前から気になっていたことがあった。夜半、近くの農機具倉庫でなにやら怪しげな物音がする。気がづいたのは冬に入った頃だった。ネズミにしてはあまりにも無遠慮で無警戒、ガタゴトと暴れまわるような大きな物音である。何なのだろう?、としばらく不思議に思っていた。これは春になって原因が判明した。イタチである。倉庫の屋根をイタチが走り回っている。他の倉庫でも軒下を走っているのを見かけたので、ちょうどいい住処になっているようだ。どこから出入りしているのかはいくら見ても分からない。このまえは2mくらいまで近づいてきた。イタチは山でも時々見かける。先日も谷川に下りて録音していたら、20cmくらいの子イタチがすぐ傍を通り過ぎていった。人家から遠いところでも見かけるけれど、どこに住んでいるのかな。
Sample.mp3 3分14秒、3.71MB 2012年6月18日、円張川で。人工ヘッド"Solomon"とPCM-D50で録音。(すべての音響効果をOFFにして、ヘッドフォンでお聞き下さい / Please turn off all of sound effects and use a headphone)
拾ってきた子猫、風邪のほうは自力更生を期待しているが、まだまだ全快には至らない。それでも少しずつ回復に向かってはいる。あいかわらず元気をはるかに通り越したすさまじい勢いで所狭しと暴れまわる。わが家の庭といわずよそ様の庭といわず、木の天辺まで一気に駆け上り、一時も休むことなく次から次へと動くものを追いかけまわす。いやはやとんてもないお転婆で暴れん坊、しかもきかん気でなかなかの性悪でもある。犬だったら”ビッチ!”とでも罵りたいところだが、猫じゃそうもいかない。キャンプ場でのサバイバル生活がこの猫の本性をすっかり引き出してしまったようだ。我が家のボス、極悪猫はあいかわらずxor状態。シッポの振れ具合からすると少しづつは馴染みつつあるようだが、子猫の攻撃的な行動には戦々恐々である。とはいえ凶状持ちの極悪猫といえども子猫に暴力は振るえない。最後は逃げの一手である。いったいどうなることやら。

2012年6月8日 予報では昼前から雨。午前中いっぱいは大丈夫だろうと出かけたが、早朝から気温も低く、曇り空のさえない天気である。ここしばらくは大きな雨は降っていないので、谷川も枯れ気味。まだいくらか流れの残っている場所へ降りて録音。でもこの天気じゃどうしようもないんだな。10時過ぎから早くも本格的な雨になったので引き上げる。連日の憂鬱な天気にさすがにうんざり。強烈な初夏の陽射しが欲しいこのごろだ。このまま梅雨へ突入ではつまらない。
Sample.mp3 1分28秒、1.67MB 風も出てきて時々小雨が降る。まもなく本格的な雨になりそう、あまり音もなく静かな一日だ。人工ヘッド"Solomon"とPCM-D50で録音。(すべての音響効果をOFFにして、ヘッドフォンでお聞き下さい / Please turn off all of sound effects and use a headphone)
一昨年の1月に買った84%引きペア9800円のスピーカー。トゥイーターのバックキャビティーを改造してから1年以上そのままたが、当初から悩んでいたことが一つ、いや二つある。5kHZ〜10kHzが落ち込んでいるので、ソースによっては気の抜けたような音になる。もう少しだけトゥイーターの音圧が高くてもいいのでは。もう一つはローコストのブックシェルフスピーカーに共通する問題だが、低域の制動が甘いこと。そこで思い余って改造。トゥイーターに直列に入れた3.9Ωの抵抗を3.3Ωに変更。0.5dB程度のアップになる。あとウーファーに制動をかけるためにポールピースの孔を密閉。トゥイーターの方は予想通りの成功。硬質な音になるかと思ったが、そんなこともない。ところがウーファーの方は癖は少しだけ減ったものの、低域全般に音圧が低下。しかも何だかモヤモヤした生気のない音になった。思いもよらない大失敗。これは大慌てて元に戻す。でもトゥイーターの音圧がアップしたので低域の制動の甘さはあまり目立たなくなった。格安のスピーカー。改造は楽しいが、忙しいときに限ってこういうことをやりだすのである。ホントに困ったもんだ。
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