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 日常のありふれた音の記録です
2012年1月
2012年1月29日 2月は寒いとの予報である。でもお天気は予報次第で急変する。その予報も明日のお天気次第。まあべつにどうでいいのだが、寒いのはイヤである。といっても今冬はまだまだ暖かい。毎朝水道が凍りついて水を出すのに苦労した年もある。キャンプ場を訪れると何となく春の予感。谷川のわずかな流れにはアカガエルが卵を産み、藻の緑色が鮮やか。陽の光も暖かさを増してきた。周りの音も12月とは明らかに変わってきているが、本当に暖かくなるのはまだ2ヶ月先。春の予感は本物だが、4月が来るまではまだまだマガイモノの春なのである。ホンモノの春、早く来い。
2月は谷川の水の色が美しい。古い落ち葉の色と新しい藻の緑、澄んだ水面に映る空の色も鮮やかだ。寒さは一年で最も厳しいが、一日ごとに強まる陽光に、新しい季節への準備がたしかに進んでいる。音はまだ少ないけれども、このキャンプ場を訪れるのが楽しい季節の一つである。
Sample.mp3 4分10秒 4.73MB 順に1月22日、26日、29日の音から。小型マイク"Kalivan"とPCM-M10で録音。(すべての音響効果をOFFにして、ヘッドフォンでお聞き下さい / Please turn off all of sound effects and use a headphone)
2012年1月26日 訪れたのは神社の下を通って流れる小さな谷川。一応名前はあるのだか、もちろん地図には載っていない。砂防ダムが2つあり、広いところは幅5m、狭いところは30cmといった感じて、地表から姿を消すところもある。この川沿いに上っていくと、途中に遊歩道の案内板が新しく立てられているのが目に付いた。冬季は猟をする人が下りてきたり、春秋はハイキングの人が集団で下りてくるのを見たことはある。でも下から見る限り鬱蒼として結構な急斜面、道なき道・・・すらないかのように見える。途中で転げ落ちたり滑ったりするのではと思うが、みなさん無事に下りて来る。一度上ろうとしたことはあるけれど、すぐに道の見分けがつかなくなって断念した。でも案内板があるくらいだから多分上れるはず。またそのうち試してみよう。
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