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 日常のありふれた音の記録です
2010年8月,10月
2010年10月2日 2ヶ月ぶりの更新となってしまった。本日は申し分のない晴天。せっかくだからと海まで出てみた。潮は引き潮でこれから満ち始めるという頃合。大きな工場の下にある海岸に下りてみた。引き潮なので広い砂浜が現れるのかというとそうでもなく、狭くて赤っぽい砂の向うに出てきたのは黒い泥の浜だった。ズブズブと靴がめり込むので、波打ち際まで近付けない。しかたがないで足場ある岩場で録音。帰りは山を越え上山田へ抜ける。途中の集落を過ぎて最初の池に差し掛かったところで、「危険 狭い道通行困難」の立て札があるのに気がついた。だれか車で通り抜けようとしてひどい目にでも遭ったのかも。言葉に違わぬ人の背丈ほどの草ぼうぼうの状態。一旦入り込んだら引き返すのもままならない。山を降りたついでに鹿忍に入り、マッシュルーム工場の近くの林に寄って見たが、こちらも道か草だらけ。今年は奥のキャベツ畑も作る人がいないようだ。あとはわずかな田圃を残すのみ。ここも次第に山に返っていくのかも知れない。
Sample.mp3 2分1秒 2.32MB 前半は海で。引き潮でこれから少しづつ満ちてくるという頃合。浜は大きく現れているが、歩き回れる場所は意外と少ない。後半は円張川にて。実験用マイク(Experimental microphone)とICR-PS501RMで録音。(すべての音響効果をOFFにして、ヘッドフォンでお聞き下さい / Please turn off all of sound effects and use a headphone)
ん年ぶりに口にしたキンウリ、その後も7つほど食べた。率直に美味とは言いがたい微妙な味。めったに見かけなくなったキンウリだが、デパートで売っていたという話も聞いた。今年はスイカも丸々2個分食らった。最近の果物は甘くて食べられない、なんて勝手なことを言っておきながら、ブドウも随分いただいた。これはなかなかの美味である。ただ余りにも純粋すぎて、人工香料と人工甘味料と人工酸味料と人工着色料で合成された飲料を飲んでいるみたいな気分。他の果物とどこが違うのかと聞かれても、酸味料と香料と着色料が・・・、としか言いようがない。いただき物に文句を言ってはいけないが、なんだかそんな感じである。もう少しクサくてアクが強くて酸っぱくて歯ごたえのある果物が食べてみたい。そういえばそろそろ柿の季節だな、うむ。

2010年8月7日 最近果物をほとんど食べなくなった。改良の結果甘くなりすぎて、ボクには食べられなくなったのである。ブドウは巨峰とかピオーネとか大粒の甘い品種が出てきた頃から食べなくなった。イチゴも甘くなった。たまに買ってくることもあるが、自分では食べない。昔のイチゴはただただ酸っぱかった。そのままではとても食べられないので、イチゴミルクと称してコンデンスミルクをかけて潰して食べていた。使ったことはないが、イチゴを潰すための専用のスプーンもあったようだ。モモもリンゴもナシも甘くなった。夏ミカンは無くなって甘夏になったが、これも甘くなって食べられなくなった。本物の夏ミカンはあまりに酸っぱいので、砂糖をブチ込んだぐらいではとても食べられず、重炭酸ソーダをかけて酸味を中和していた。どの果物も似たような味になってきてつまらなくなった、というのも食べなくなった理由の一つ。今でもたまに食べる果物というとスイカとバナナと柿くらい。これは昔とそんなに変わらない。代わりに良く食べるようになったのがトマト。いまのところちょうど良いくらいの甘さである。でも将来はどうなるか分からない。
Sample.mp3 1分46秒 2.03MB また性懲りもなく海へ。時は午前。場所は同じだが、前回よりも潮は満ち気味。もっとも大して進展があるわけでもないが。実験用マイク(Experimental microphone)とICR-PS501RMで録音。(すべての音響効果をOFFにして、ヘッドフォンでお聞き下さい / Please turn off all of sound effects and use a headphone)
キンウリである。大きさは大き目のリンゴくらい。今では雑多なメロンの登場で駆逐されて、スーパーなどでは手に入らない。皮は黄色で薄く、果肉はわずかに黄色がかった白色。ちょっと癖のある臭いがあって、甘みは控えめ。というより爛熟というくらいにならないとなかなか甘くならないが、そこまでいくと種の部分に醗酵臭か出てくる。商品にはならないけれど栽培は手軽なので、今でも自家用に作られている。これも地元の人が作ったもの、3個で200円だった。口にするのはン?年ぶり、では早速いただきます。さて味の程は如何に・・・、というとこれはオーディオ評論家的表現力を多分に必要とするようだ。ガラではないからやめとこう。率直な評価なんかしてはいけない。でもまた買ってくるかも。
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