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 日常のありふれた音の記録です
2007年3月
2007年3月29日 2ヶ月ぶりに録音に出ようと思っていたが、極悪幽閉猫は昨日から目を赤くして涙目状態。今日も朝から小雨の降る中、また病院である。昼からは予報どおりの晴天になったので、夕方まで猫とお約束のお散歩。でももう一つ元気がないようだ、風邪かな。そんなわけで庭にマイクを放り出しておいて録音である。そこそこに音はあるのだが、なぜか我が家だけはドーナッツ現象で真空地帯になった。まるで成果なし。まだしばらくはこんな調子が続くのかな。夕刻、どこか聞き覚えのある鳥の声だと思って見ると燕である。もうやって来ているのだ。
Sample.mp3 1.17MB 雀百まで、燕・・・?。LP2モードで。小型マイク"Elk"とMDで録音。(すべての音響効果をOFFにして、ヘッドフォンでお聞き下さい / Please turn off all of sound effects and use a headphone)
ピンケーブル7本目、今ひとつスッキリしない。で、熱湯で5時間強制エージングである。効果は大きかった。ただこういう無茶なことをするとあとで元に戻りやすいのだが、なぜか今回はそうはならなかったようだ。まだ少し残っている硬質な部分は、時間とともに何とかなりそう。このまましばらく使ってみることにしよう。ところで録音側でケーブルというとマイクケーブルだが、恥ずかしながらこちらは音質よりも実用優先。ノイズの問題や耐久性を考えると自作はちょっと難しい。せいぜい市販の良質のケーブルを選んで短めに使うぐらいのところ。そういう点では録音機直結というのは結構メリットが大きい。

2007年3月17日 猫は相変わらずの外出禁止。庭で一緒に日向ぼっこである。ちょっと居眠りをしている間にどこからかネズミを獲ってきた。次に居眠りをしている間に猫は遁走。また西の方角である。「しまった、見つかったか」とこちらをうかがう姿が見えるが、もう間に合わない。西は鬼門である。晴天だが一日中風が強く、5時間ほど録ってみたが風の音ばかりだった。暗くなってから猫はまた足を噛まれて帰ってきた。
ピンケーブルの6本目、芯線を焼き鈍し回りを少しソフトに仕上げた。出てきたのはなんだかグニャグニャした音である。続いて7本目。もう少しリジットに固めて今は様子見。それはいいのだがアンプのピンジャックが壊れてしまった。角を矯めて牛を殺すとはこのこと? でも非常識極まる重量に絶えかねてというわけでは決して、ない。長年の粗雑な扱いの成果である。「固いな・・・、え〜いグリグリ!」、常日頃からこういうことをしていてはいけないのである。因果応報。
Sample1.mp3 1分7秒 1.29MB 3月17日 風があるので音はイマイチ、庭も木々の騒めく音ばかりで静か。聞こえるのは近くの小学校の音と、遠くをはしる鉄道の音ばかりだ。LP2モードで。小型マイク"Elk"とMDで録音。(すべての音響効果をOFFにして、ヘッドフォンでお聞き下さい / Please turn off all of sound effects and use a headphone)
Sample2.mp3 1分24秒 1.60MB 3月20日 風はなく天気も上々だが、前回に引き続き、我が家ではあまり音のない一日だった。再びLP2モードで。小型マイク"Elk"とMDで録音。(すべての音響効果をOFFにして、ヘッドフォンでお聞き下さい / Please turn off all of sound effects and use a headphone)
2007年3月20日 猫は相変わらず蟄居して療養生活。こちらも付き合いで引き続き庭で録音である。朝から7時間あまり録音してみたが、あまり音のない一日だ。
f社限定版20cmフルレンジユニットのスペックが明らかになった。振動系は軽量化され12g。Q0は少し上昇して0.17。6年前のESと比較して能率はわずかに下がっているが、ハイエンドはダラ下がりでどこまでも延びているという感じた。試聴された方の評判も良く、なかなか素性の良いユニットのようだ。ただマグネシウムのセンターキャップはなんとなく不釣合いのような気もする。これまでの実験的なユニットと比べて、他の機種にその技術が応用される期待も大きい。

2007年3月12日 猫の怪我は意外と深手、というより肉球をやられているので治りが極めて遅い。ふたたび拉致して自宅療養である。といってもこのまま閉じ込めておくと爆発の危険がある。ので今日は近所をお散歩。冬並みの寒い天気で、雲間から射す陽光がありがたい。猫は歩いているうちに傷が開いてまたビッコをひき始めた。完治までにはまだまだ時間が掛かりそうだ。
Sample.mp3 1分36秒 1.84MB 我が家の裏庭で。初めてMDのLP2モードを試してみた。小型マイク"Elk"とMDで録音。(すべての音響効果をOFFにして、ヘッドフォンでお聞き下さい / Please turn off all of sound effects and use a headphone)
散歩の合間に庭にマイクを出しておいて録音。実は今日初めてLP2モードでの録音を試してみた。結果は上々。かなり劣化が目立つのでは、という予想に反し意外と良好である。高域はある程度制限されるが、SPモードと比較して一聴して分かるような劣化や破綻はない。音源が単純で負担が少なかったせいもあるが、これなら十分に実用になるという感じだ。ナマ録というとまずは高音質でということになるのだが、何はともかく録音できなくては意味がない。軽量な装備で長時間連続録音可能というのは結構メリットが大きいと思うのである。

2007年3月8日 午前中は所用でつぶれ、午後からは猫とお散歩。3時間ほど近所を一回り。気温も低く曇りがちで、ほとんど冬日だ。猫は辺りの様子を窺いなんとなくぎこちない。夕方になって近所の山裾まで録音に出かける。山裾の北は小さな団地、その西には幼稚園と保育園。寒い一日だが、外で遊ぶ子供の声が結構賑やかだ。暗くなるまでディスク1枚録音して帰宅。夜になって再び出かけた猫は、また足を噛まれて帰ってきた。まだまだ当分は心配が絶えないようだ。
Sample.mp3 1分37秒 1.85MB 夕暮れ前の団地の音風景。さまざまな音が交錯するひと時だが、音そのものがもう一つといったところだ。小型マイク"Elk"とMDで録音。(すべての音響効果をOFFにして、ヘッドフォンでお聞き下さい / Please turn off all of sound effects and use a headphone)
1月の末に製作したピンケーブル、1ヶ月を経過した時点でどうもイマイチである。エージングもほぼ落ち着いた状態で変化は少なくなった。このまま半年か1年経てばまた変わるかもしれないが、限界も感じる。6本目を製作することにした。こういった細々した問題にあまり注力しすぎるのは本末転倒のような気がしないでもないし、理路整然と説明できないようなことに関わるのは苦手である。とはいっても、その影響は無視できないほどに大きい。というわけで、オイラは今宵悶々と夜なべ仕事に励んでおります。

2007年3月6日 1ヶ月のお休みとなってしまった。極悪猫は一月最後の寒気に致命的にノーミソをやられ暴走状態。前足を噛まれること十数回におよび、ついにドクターストップがかかった。猫、外出禁止にて療養である。さらに主治医より恐れていたご託宣。もっともな事とはいえ、ボクは3日間寝込んでしまった。猫一匹、平穏に生き永らえるのはなかなかに難しい。今やすっかり傷も癒えてようやく開放。もはや暴走はしていない。しかし、いつか夜半に枕元にやって来て、ボクに恨み言を言い始めるのではないかと、それが不安である。
Sample.mp3 1分34秒 1.79MB 一昨日の晩春のような暖かさとはうって変わって、春一番が吹き荒れる一日。真冬のような寒さだ。聞こえるのは風の音ばかりである。小型マイク"Esrit"とMDで録音。(すべての音響効果をOFFにして、ヘッドフォンでお聞き下さい / Please turn off all of sound effects and use a headphone)
F社限定版20cmフルレンジユニット、ようやくにして誌上でその姿を確認した。ちょっとしたショックである。これまでとは一変した異様な外観、極めて実験的とも思えるユニットである。しかしよく考えてみると、むしろオーソドックスと言ってもよく、ある程度こなれた技術の集積である。過去の一時期に登場したようなの全くの実験的なユニットではないようだ。一挙にアップしてしまった価格も、海外のバックロードホーン専用ユニットと比べればむしろ格安といっていいくらいだ。ただどことなくアンバランスな感じがするのが気になるが。さてどうするか。残念ながら詳細は未だに不明である。せめてスペックでも確認してから・・・、などと考えているオイラはとんでもない大間抜けである。もう予約は無理、だろうな。
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