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 日常のありふれた音の記録です
2006年5月
2006年5月25日 猫はまたグサリとやられて病院へ。毎回薬漬けというのもどうかと思うが、化膿を繰り返せば内臓にも良くない。やはり早期治療が最善かも。というわけで昨日今日と連休の予定は無期延期。今年もまたこんなパターンなのかな。今日もしかたなく朝からご近所を一巡りである。午前2時就寝、午前4時半起床。体力は存分に回復し爽快な目覚め。・・・なわけはないのであって、へろへろ状態。起きようとすると凶暴な布団が襲いかかってくる。陽も昇り始めた頃、やっと這いだしてあちこち回ってみたがなぜか今ひとつ。午後から日生の運動公園へ出かけてみる。男声のサンプルを録りたいというのが理由だが、これが大失敗。平日の運動公園ってまったくの無人なのである。あちこち探し回ってやっとお年寄りがゲートボールをしているところを発見。でも15分ほどでみんな帰ってしまった。いったい何しに来たんだか。
Sample1.mp3 52秒 0.99MB 山道から15mほど下った円張川の小さな流れ。辺りは倒木が苔生して薄暗い。小型マイク"Elk"とMDで録音。(すべての音響効果をOFFにして、ヘッドフォンでお聞き下さい / Please turn off all of sound effects and use a headphone)
Sample2.mp3 1分32秒 1.75MB ハルゼミの合唱も平年ならこの時期にはもう聞くことはできないはず。晩春の陽射しは静かで気だるい。小型マイク"Elk"とMDで録音。(すべての音響効果をOFFにして、ヘッドフォンでお聞き下さい / Please turn off all of sound effects and use a headphone)
スピーカーユニットが入荷。といってもいまだ手元にはない。どんな性格のユニットか気になるので、あちこち訪ねて調べてみた。製作例はバスレフ、BH、共鳴菅、ブルースカイタイプと多彩。かなり高能率なユニットでEΣシリーズ10cmと比べてもレスポンスは2〜3dBは高い。ハイエンドは延びきってはいないが、明らかなハイ上り。にもかかわらず総じて繊細な中高域という評価である。手に負えないじゃじゃ馬というわけではなさそうだ。ただ低音の再生能力はイマイチという感じである。さてどうしたものだろう。

2006年5月21日 久しぶりによい天気である。で、出かけるのはいつものキャンプ場。午前8時を少し回ったばかりだがもうハルゼミがいっせいに鳴き始めている。キャンプ場のお客もやってきた。不順な天気で停滞していた季節が一気に活気を帯びて進み始めたみたいである。半月ばかり遅くやってきた五月。梅雨までの短い期間をせいぜい楽しみたいものである。
Sample1.mp3 1分21秒 1.54MB キャンプ場もようやく五月らしくなってきた。小型マイク"Elk"とMDで録音。(すべての音響効果をOFFにして、ヘッドフォンでお聞き下さい / Please turn off all of sound effects and use a headphone)
Sample2.mp3 1分16秒 1.45MB 夕暮れ時、近くの小学校まで出かけてみた。小型マイク"Elk"とMDで録音。(すべての音響効果をOFFにして、ヘッドフォンでお聞き下さい / Please turn off all of sound effects and use a headphone)
ついにスピーカーユニットを発注した。F社スタンダードシリーズフルレンジの12cm口径である。どのみち製作はまだまだ先の話だが、こうでもしないと超ロースピード人間のボクはなかなか物事が始まらない。コイツを選んだ理由は、過去の限定版ユニットには比べるべくもないが、現行の製品の中では最も強力なユニットの一つであること、能率が高いこと。じゃじゃ馬なのは承知の上である。それにしても驚くのは最近のオーディオの衰退ぶりだ。自作スピーカーも例外ではない。ユニットを生産しているメーカーも現在国内では3社だけらしい。そもそもスピーカーユニットなんて取り扱っている所が少なくなった。今回発注したお店も中四国では唯一とのこと。本当に悲しむべきことである。

2006年5月16日 朝起きると雨。早朝から出かけようと思っていたので出鼻をくじかれた感じである。それでも午後になって天気も落ち着いたのでキャンプ場を回って円張川まで行ってみた。キャンプ場は業者が入って道沿いの電線にかかる木の枝打ち作業中。仕方がないので入り口の林の前でしばらく録音して円張川へ。谷川に下りてマイクをセットするが、雨上がりの岩場は滑るのではなはだ危険。山道を散歩していると狸が2匹、道の真ん中でなにやらパリパリと食っている。しばらくするとこちらに気がついて逃げ出したが、調べてみると食べていたのはカタツムリだった。今年はキビタキか増え、ホトトギスももう鳴き始めている。でも夏にはまだまだ遠いという感じた。帰り道、民家の前でまた狸を発見。山の近くとはいっても平野でかなり立て込んだ場所である。白昼堂々なんでまたこんなところに・・・。
Sample1.mp3 59秒 1.12MB キャンプ場の前の林にて。犬を連れた散歩のご婦人がやってきた。小型マイク"Elk"とMDで録音。(すべての音響効果をOFFにして、ヘッドフォンでお聞き下さい / Please turn off all of sound effects and use a headphone)
Sample2.mp3 1分30秒 1.72MB 円張川の中で。MDで録音すると、実際に耳で聞いていた以上に閑散としてしまうのは、単に気のせいなのか。小型マイク"EsritとMDで録音。(すべての音響効果をOFFにして、ヘッドフォンでお聞き下さい / Please turn off all of sound effects and use a headphone)
懸案のメインスピーカー。F社スタンダードシリーズの12cmをキャンセリングマグネットで磁束強化するとして取りあえず設計。形式は息室付きU字型共鳴菅。一応35Hzまでの再生を狙うので、外形は1200H×360W×600D。15mmサブロク合板7枚から2台作成。推定重量は56kg。あまりにも巨大である。本当は21mm厚としたいところだが、そうなると重量は78kgにもなってしまう。う、う〜む。そもそも共鳴菅の音道断面積はどのくらい必要なのか。通常はユニットの振動板面積の1.5〜2倍程度が推奨値。しかしこれはコーナーに近いセッティングでの話。それでも低音はダラ下がりになる。5〜10倍程度は必要なのではないか。とにかくやってみなければ分らないが、躊躇するに十分値する大きさなのは確かである。

2006年5月12日 極悪猫は今度は頭をバリバリ、ブスリとやられてしまった。しかも三度もやられてお岩さん状態。傷が化膿して猫はまた病院へ。傷が治ったと思ったら次は発熱である。ホントに世話が焼ける。プロセッシングシステムも稼動は開始したものの、バグフィックスと細かな改良でさらに十日余りをつぶす羽目に。こちらもなかなか世話が焼けるが、これは当然予想されることなので仕方がない。五月も半ばといえばツツジが満開である。家のツツジも今が盛り。毎年ここにやって来る蜂の羽音を録っているが、今年はどうもいけない。不順な天気と強風、それに田んぼを耕すトラクターの音と重なってしまった。加えて今年は今ひとつ活気がない。とはいっても公共の場所では騒音が多くて録音には不向き。まさかよそ様の庭に生首持ち込むわけにもいかんしな。
Sample.mp3 1分30秒 1.72MB 午後のキャンプ場にて。すでに15:00をだいぶ過ぎているとはいえ、やはり五月ではある。小型マイク"Elk"とMDで録音。(すべての音響効果をOFFにして、ヘッドフォンでお聞き下さい / Please turn off all of sound effects and use a headphone)
久しぶりにキャンプ場を訪ねてみた。午後も遅く、曇りとあっては活気はもう一つだが、それでも五月、そこそこに音はある。谷川にはわずかな流れ。アカガエルのオタマジャクシは2cmほどになった。桜の木には小さなサクランボが実を付けて熟すのを待っている。2、3個試食したが素朴で美味。もっともこれはカラスの取り分だ。これから夏まで一年で最も活気のある時節、せいぜいあちこち出かけることにしたいものではある。
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