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 日常のありふれた音の記録です
2024年5月
2024年5月25日 このところ所用に追われゆっくり出かけている暇がない。放浪癖気味のオイラとしてはいささか憤懣やるかたなし。ということで本日はもっぱら軽装でふらふらと行く当てもなく出かける。とはいっても三方を海に囲まれているので、進み進んで漂って行き着く先は言わずと知れた海。久しぶりに知尾方面へ。この季節に訪れるのはたぶん初めて。今日は漁船も出ていなくて海は異様に静かである。まずは神社へ続く砂浜へ下りる道の途中にマイクをセットして録音開始。散歩に出かける前に一休みしていると上の道を誰かが集落の方へ下りていく。いつもの散歩している人とは別の人の様だ。まずは道を下って海の方へと下りていくと、先ほど道を下って行ったらしい人に出会う。散歩2回目?。堤防の外をぐるりと回って太陽光発電所の北の道を通って帰ってくると再び先ほどの人に出会う。上の休息時゛世の辺りまで行って来たらしい。なかなか元気なものだ。それではとオイラも上の休息所まで一巡り。途中でキャンプ場に下りてみるとキャンプ客が一組。何だかここもだんだん開けて小奇麗になってきて放埓な野蛮味がなくなってきたような気もするが、まあこんなものか。今日は他所から来た車やサイクリングの自転車がやたらに多い。午前10時辺りでいったん切り上げて海沿いの道を上り、途中のまだ廃畑の痕跡がある場所にマイクをセットして再び録音開始。昼までの2時間ほどの間に5〜6台の車と自転車が通り過ぎていく。何だか今日は賑やかだ。密かにこの辺りを我が占有物と決め込んでいたオイラはなんだか落ち着かない気分。それはともかく今日は暑いぜ。
Sample.mp3 5分34秒 6.38MB 前半は砂浜へ下りる道の途中、次は砂浜の後ろの茂みの中、後半は敷井へ続く海沿いの道の途中の廃畑の下で。何だか音がずいぶん小さいと思ったら、知らない間に録音レベルが小さくなっていた。滅多にないトラブルだな。小型マイク"Kalivan"とPCM-M10で録音。(すべての音響効果をOFFにして、ヘッドフォンでお聞き下さい / Please turn off all of sound effects and use a headphone)

2024年5月18日 久しぶりに長浜方面。マイクはいつもと反対側の貯水池の下の水路の南にセットしてさっさくお散歩に出発。山と下の平野を一巡りして午前9時前に帰ってくると、谷の入り口の前の道路を大型のダンプカーが通り過ぎていく。案の定、マイクをセットしている場所のすぐ上の観光農園からは盛大な工事の音。仕方がないので切り上げて、平野に下り県道を渡って東へ。辿り着いたのは以前2回ほど来たことのるあ師楽の山の中。今回はまだ行ったことのない方の分かれ道を上ってみた。コンクリートで舗装された結構広い道だが、意外にも上の小さな果樹園で行き止まり。果樹園のすぐ下の山側の道脇にマイクをセットしたが、反対側は10m程の急斜面でその下が貯水池である。こちらの方がいいのだが、うっかり滑り落ちたらそのまま池の水面にドボン、の前に岸のどぶ泥に転がり込んで散々な目に遭いそうだ。再び来た道を下って反対側の分かれ道を上まで上ってみた。こちらも上のビニールハウスのところで行き止まりなのかと思っていたがそうではなく、そこから道は下りになって下の広い道路まで続いている。引き返す道で道具を積んだ乳母車を押して畑仕事に来たお婆さんに出会う。80過ぎのようだが元気なものだ。帰り道は山を越え細長い牛窓の市街を抜けて、また2つ山を越える最短コース。腹減った。
Sample.mp3 5分22秒 6.14MB 前から順に午前7時過ぎ、午前7時45分頃で、長浜。最後は午前10時半頃で師楽。サンコウチョウの声が聞かれるようになったし、ホトトギスはしばらく前からやって来ているようだ。まもなく夏なのである。人工ヘッド"Pelias"とPCM-D100で録音。(すべての音響効果をOFFにして、ヘッドフォンでお聞き下さい / Please turn off all of sound effects and use a headphone)

2024年5月11日 ふたたび鹿忍方面へ。なぜか今日に限って天気が良い、というかいささか度の過ぎた快晴状態。それでも早朝は見目好い雲もちらほら浮かんでいるし、鮮烈とまではいかないが清冽な青空。今日はお散歩重視である。先々週よりもさらに鬱蒼としてきた廃畑の奥にマイクをセットし、あとはそそくさと散策に出かける。道々の畑には堆肥が山積みにされてすさまじい香りを漂わせ、押しつぶされるような強烈な陽射し。今日この朝の清々しいことこの上なし。まずはこの辺りのお年寄りの散歩コースに準じて北をぐるりと一回り。あとは南に渡ってどこをどう通ったのやら。お昼を過ぎてだんだんヨタってきたので、本日終了とする。明日はまた雨のようだ。所用繁多。そういうの、困るんだよね。
Sample.mp3 5分22秒 6.14MB 前半は録音開始直後で午前6時20分頃、後半は録音終了直前で午後12時30分過ぎ。良く晴れた日だが、午前も半ばを過ぎると風が次第に出てきた。いつのまにか辺りはすっかり5月の音に変わっている。小型マイク"Slivikin"とPCM-M10で録音。(すべての音響効果をOFFにして、ヘッドフォンでお聞き下さい / Please turn off all of sound effects and use a headphone)

2024年5月3日 再び上山田方面へ。良く晴れた、というよりは微塵の雲さえどこにも見当たらない、不吉なほどの快晴である。あい変らずいつもの場所にマイクをセットしてあとはのらのらとお散歩。下の池の上の檜林の中の道は、なぜかそこだけ草が刈られている。カマキリはまだのようだが、少しずついろんな生き物が姿を現し始め、楽しい季節になりつつある。
Sample.mp3 6分16秒 7.18MB 前半は午前7時前、後半は午前10時前。何となく騒めいてアンニュイな5月。陽光はしだいに強さを増し、陽が高くなるとハルゼミがもの憂げに鳴き始める。いよいよ晩春である。人工ヘッド"Pelias"とPCM-D100で録音。(すべての音響効果をOFFにして、ヘッドフォンでお聞き下さい / Please turn off all of sound effects and use a headphone)

2024年5月4日 久しぶりに河岸を変えて鹿忍方面。いつもの廃畑は木々の葉が出て少しづつ鬱蒼とした雰囲気に変わってきている。いつものようにマイクをセットして峠を下り、県道を渡って東の地へ。行きは山の南の斜面の道、帰りは市街を抜けて進むうち、だんだんヨタってきて生還が怪しくなってきたので程々に切り上げて今日のところは終了とする。明日も良い天気のようだ。
Sample.mp3 4分48秒 5.58MB 前半は午前6時過ぎ、後半は午前9時頃。早朝から意外と騒音が少なく、聞こえるのは航空機の音だけで、それも幾分小さめ。こんな日ばかりだといいんだけどな。それにしてもバラバラと降り注ぐ液体の音は何なのか。雨なんて降ってないんだゾ。小型マイク"Kalivan"とPCM-M10で録音。(すべての音響効果をOFFにして、ヘッドフォンでお聞き下さい / Please turn off all of sound effects and use a headphone)
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