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 日常のありふれた音の記録です
2023年3月
2023年3月25日 早朝は雨。シトシトというより景気よくザーザー降っている。これではどうしようもないかなと思ったが、午前6時前には小降りになったのでむりやり出かける。行き先は先週と同じ上山田方面。取りあえずマイクを近くにセットして上の池までまずはお散歩。上の池の山桜はまだだが、道々の他の木はすでに開花している。真ん中の池の堤防の辺りから上の池まで、イノシシのくくり罠がこれまでにないほどあちこちに仕掛けられていてちょっと驚いたが、イノシシが出てきている様子はないようだ。途中でマイクを谷のまん中あたりに移動したらあえなくバッテリー切れ。また引き返して能率の悪いことおびただしい。航空機がやたらに多く、暗く湿っぽい春の朝だ。
Sample1.mp3 2分39秒 3.03MB 午前7時頃。雨が降っているわけではなく、樹木の枝葉に付いた水滴が滴っている。静かな、というよりこの季節としてはずいぶん寂しい音だ。人工ヘッド"Pelias"とPCM-D100で録音。(すべての音響効果をOFFにして、ヘッドフォンでお聞き下さい / Please turn off all of sound effects and use a headphone)
Sample2.mp3 4分03秒 4.65MB 午前9時半前。谷のまん中辺りにマイクを移動。でも録音しようとしたらバッテリー切れである。またテクテクと歩いて帰りバッテリー交換。音は常に移動し変化しているのでタイミングが合うかは運しだい。なのだが、その運も帰っている間にどこかへ行ってしまったようだ。人工ヘッド"Pelias"とPCM-D100で録音。(すべての音響効果をOFFにして、ヘッドフォンでお聞き下さい / Please turn off all of sound effects and use a headphone)
わが家の南の山並みの山桜は先週中ごろから満開。でもあっというまに散ってしまって来週の半ばにはほどんど見られなくなる。わずか一週間足らず。春のほんのひと時の賑わいである。昔と比べると少しずつ増えているような気もするが、実際に増えているという話も聞いたことがある。この辺りは毎年一斉に咲いて一斉に散るので、たぶんそうなのだろう。まずは遠くから密かに眺めるのが良し。フツーの桜が咲き始めの前のあまり話題にもならない風景である。

2023年3月19日 久しぶりに上山田方面。前回来てみて騒音が多かったが今日も同じようなもの。でも気温が上がれば少なくなるだろうと期待することにした。しばらく異様に暖かかった天気も前日辺りから気温が下がり、ごく普通の3月中旬の天気だ。マイクをセットして上の池まで散歩に出たら、池の上の空き地や畑に霜が降りて真っ白になっているのにびっくり。場所によって夜間の気温はずいぶん違うようだ。道沿いのヒサカキの花は満開で、爛熟気味の糞の匂いが辺りに充満。ツクシも顔を出しだんだん春めいてきた。
Sample.mp3 5分01秒 5.74MB 録音のレベルがやたらに低いと思っていたら、入力の切り替えがLINE側になっていた。このボディーの横に付いている切り替えスイッチ、PCM−D50でもPCM−D100でもいつの間にか切り替わっていることがたまににあるのだが、ちょっと困ることの一つだ。人工ヘッド"Pelias"とPCM-D100で録音。(すべての音響効果をOFFにして、ヘッドフォンでお聞き下さい / Please turn off all of sound effects and use a headphone)

2023年3月11日 いつのまにか3月も中旬。この時季としては異様に暖かい。少し早く出たので上山田方面にも立ち寄って、下の池の辺りまで上がってみたが、今日はあいにく騒音が多い。騒音はお天気次第というよりそれも全く当てにならないので、あきらめて鹿忍方面までまた足を延ばす。とはいえこちらも似たようなもの。空はいかがわしいほどに晴れ渡って雲の切れっぱしひとつ見当たらないが、騒音の方は天候に反比例するわけでもない。マイクをいつも場所にセットして、あとはのったりとお散歩。峠の東の道を下りて、谷の南の斜面の道の一つをいちばん上まで登ってみた。上の方は少し開けた感じがあるので、廃畑があってそこで終点かと思ったらそうではなく、すぐ向こう側には墓地があり道が下へ通じていて、そのまま急な山道を下っていくと道沿いに墓地がいくつも点在している。下の道路沿いの集落の墓地らしいが、結構な急斜面で歩いて上がるしかないので墓参りは大変そうだ。いったん帰って今度は集落の後ろの山頂の高級そうな住宅地へ北から上がって集落へと下りてみた。この道は初めて通る道だと思っていたが、歩いているうちに以前何回か通ったときの記憶が甦る。あい変らずの雲ひとつない晴天で、手の施しようのない殺風景な春景色だ。
Sample.mp3 4分12秒 4.82MB 午前9時半頃。すでに3月も中旬である。これから4月にかけてはいちばん賑やかな季節。このあたりも少しづつ春めいはてきている。天気はこれ以上はあり得ないほどの快晴だが、騒音は相変わらず多い。人工ヘッド"Pelias"とPCM-D100で録音。(すべての音響効果をOFFにして、ヘッドフォンでお聞き下さい / Please turn off all of sound effects and use a headphone)
先週はまた木の切り倒し。25cmぐらいのものなので気軽に切っていたらチェーンソーが挟まって動かなくなった。しかたがないので後は手引きの鋸でゴリゴリゴリと切断。ところが一向に倒れる様子はなく、傾く気配すらまったくない。なんとか倒そうと押したり引いたりしたがびくともしない。非常に困った事態である。どうも上の方で後ろにある木と枝が絡まっているのが原因のようだが、倒れないからといってこのまま放置しておくわけにはいかない。幸いな事にたまたま木のまん中あたりにロープを取り付けていたので、傍の道まで伸ばしてちょいと軽く引っ張ったらいとも簡単にべきべきドサリと倒れてしまった。もし道具なんかを取りに帰っている間に風が吹いて倒れたりなんかしたらそれこそ一大事。なんだか物騒な話ではある。切り倒してしまうと下から見るよりも予想外に嵩があって、こま切れにするのはけっきょく一日仕事。いい加減に食傷気味になってきたな。
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