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 日常のありふれた音の記録です
2017年11月
2017年11月25日 今日もいつものキャンプ場。休日なので騒音は大きいわけではないが、どこに移動してもしつこく入ってくる。騒音といえば以前から不思議に思っていたことがある。山を越えて南から入ってくるゆったりとしたエンジンのような音。始めは山向こうの工場の音だと思っていたのだが、夜が明けて間もない早朝から聞こえてくる。そんなに早く操業しているところはないし、だいいち近所迷惑。ただ事ではすまない。大型のトラックの通過音かと考えたこともあるが、あまりにも聞こえている時間が長すぎる。とはいえ確かに極めてゆっくりと移動はしているのである。そして最後に思い至ったのが船のエンジンの音。山を二つと平野を越え9kmほど南の海上からやってくる。どうしてそんなに遠くの音が聞こえるのかよく分からないが、なんとも不思議だ。
Sample.mp3 2分28秒、2.83MB 今日は騒音が多く、どこに移動しても避けられない。人工ヘッド"Pelias"とPCM-D50で録音。(すべての音響効果をOFFにして、ヘッドフォンでお聞き下さい / Please turn off all of sound effects and use a headphone)
スピーカーケーブルを何とかしたい、と以前から思っているのだがなかなかその機会がない。自作のLINEケーブルではかなり大きな変化を確認しているので、電流・電圧とも大きなスピーカーケーブルでは無視できないような気もする。お手軽にはキャブタイヤケーブルなんか使ってみたいところだが、気に入ったものが身近にない。どれも被覆が軟弱でゆるく、なんだか癖のあるふにゃけた音になりそう。どこかに売っているかも知れないが実物を手に取って見ないことには分らない。実は最寄りの家電店のオーディオコーナーにあるにはあるのだが、お値段が半端。ケーブルとしてはローコストの部類になるが、根っからのケチケチ人間には卒倒的な悩ましい価格である。また自作でもするかな。

2017年11月23日 雨上がりの早朝のキャンプ場。今日は先客が一人、入口近くの休息所で二胡の練習に励んでいる。ボクは少し上の谷川沿いのいつもの定例場所。この季節には騒音の入らない場所はごく限られている。どこかほかの場所を探せばいいのかもしれないが、実のところ騒音の入らない場所というのは近くにはほとんどない。9時を過ぎるとバイクに乗った常連の人が一人登場。昼近くなると風が強くなってきたので切り上げる。騒がしくて単調な朝だ。
Sample.mp3 3分26秒、3.94MB 結局最初に設置したこの場所に最後までマイクを置きっぱなしになってしまった。騒がしくてちょっと寒々とした冬の音だ。小型マイク"Kalivan"とPCM-M10で録音。(すべての音響効果をOFFにして、ヘッドフォンでお聞き下さい / Please turn off all of sound effects and use a headphone)
2014年に更新したアンプとCDプレーヤー。その後エージングはどうなっているのか。最初はあまりの異様な音に呆然としたものだが、1週間、1ヶ月、1年と経つうちに最初は急激に、そしてあとは次第にゆっくりとにエージングが進行。3年半ほど経過した現在では大きな癖はほとんど感じなくなった。実は同じ室内に安価なデジタルアンプのセットが一組あって、最初は鋭利な刃物で突き刺されるような音。瞬時に切り替えてすぐにわかるほどの音の差があったが、こちらも3年近くエージングが進行して現在はずっと差が少なくなった。今では瞬時切り替えではいい加減なボクにはよく分らない。でもしばらく聞いているとそれぞれ別様に鼻についてくる。有毒音の体内蓄積効果なのかな?。

2017年11月19日 いよいよ本格的な冬日だ、寒い。天気はいいので出かけたが、しばらくすると曇りがちになり風が出てきた。こういう日はあまり音にはならない。あちこち場所を移動してみるが風の音ばかり。さすがに11月も半ばを過ぎると谷川の流れも殆ど枯れてしまって所々に残っているだけだ。それでも落葉の季節なので枯れ葉の舞い落ちる音はなかなか魅力的なのだが、これも突風で一気に落ちてあとは長い静寂という具合でどうにもならない。ただ不思議なことにいつもとは打って変わって早朝から車の騒音が全くない。冬の最中にもこういう日は時々あるのだが理由はよく分からない。休日だというのに訪ねてくる人も殆んどいない。なんだか寒々しい朝だ。
Sample.mp3 4分06秒、4.69MB このところ小型マイクを持ち歩いていることが多い。何かと他に所用があるときは荷物にならないので気楽である。所用のついでに録音というか録音のついでに所用というか、ずいぶん本来の用途とは違うような気もするが、もともと気楽にどこにでも持ち歩いて録音しようというのが目的なのだからこれでいいのである。あと複数のマイクで異なる場所で同時録音というのももう一つの目的なのだが、こちらの方は長時間放りっぱなしにしておける場所がなかなかない。今日はあいにく風の音ばかりだ。小型マイク"Slivikin"とPCM-M10で録音。(すべての音響効果をOFFにして、ヘッドフォンでお聞き下さい / Please turn off all of sound effects and use a headphone)

2017年11月12日 相変わらず手元不如意なオイラはこのところ時間も不如意ぎみ、そして行きつく先はいつものキャンプ場。でも今日は先客が陣取っている上に、9時前になると何かの団体が大挙してやってきた。仕方がないので久しぶりに比佐神社の方に回ってみる。10月の長雨からかなり日にちは経っているが神社の下あたりにはまだ僅かに流れが残っている。いつ来ても不思議なのはここの谷川で、場所によって川幅が5倍くらいの差がある。さらによく分からないのはほとんど浸食されていない狭くて浅い部分と、幅広く浸食され深くエグられた部分や、土砂で埋まって川筋が分らなくなった部分が短い区間に連なっていること。普段は地面に流れが出てこない部分もあるし、すっかり破壊されてコンクリートで広範囲に改修された部分もある。どうして流れがこんなに不連続な状態になるのか未だによく分からない。いちど大雨の時に来てみればいいのだが・・・。
Sample.mp3 3分58秒、4.54MB 時刻は10時前。航空機の多い時刻で、数分間の騒音のない時間を得るのも難しい。人工ヘッド"Pelias"とPCM-D50で録音。(すべての音響効果をOFFにして、ヘッドフォンでお聞き下さい / Please turn off all of sound effects and use a headphone)

2017年11月5日 諸事万端不如意なオイラとしては今日も手近なキャンプ場。来てみて驚いたのだか、早朝からすでに車が駐車している。宵越しのキャンプ客らしい。まだどこかで微睡みの中だろう。相変わらずの好天で風もない天晴な秋晴れの空。10月の長雨の影響はまだ続いていて、谷川の流れは未だに絶えない。こういう状況だと録音も安易な設定へと流れていくのだが、生温かな日差しの中ではそれも仕方がない。8時を過ぎたころから少しずつ人が増え始め、10時前には車が大挙してやって来る。20人余りがお年寄りの案内を先頭に前を通り過ぎ、上の山の中に消えていく。連休のこんないい天気にこんなところにやって来る人もいるんだな。
Sample.mp3 2分56秒、3.35MB 生暖かい日差しの中、録音は常に安易な方向へ流れる。ウサギはいるがワニザメは・・・?。小型マイク"Kalivan"とPCM-M10で録音。(すべての音響効果をOFFにして、ヘッドフォンでお聞き下さい / Please turn off all of sound effects and use a headphone)

2017年11月4日 休日のキャンプ場。世は3連休なのだが、せっかくのこんな天気のいい日にこんな場所にやって来る人はいない。前日も出かけたがやってきたのはキャンプ客が一組だけ。それも昼間限定のバーベキュー組。みなさんどこへ出かけるんだろう。いろいろ不如意なオイラの休日はいつも通りの不如意な一日だ。今日もキャンプ客らしい車が2台やってきたが、こんな所はイヤだとすぐにどこかへ行ってしまった。たまにはオイラもどこか遠くへ出かけたい。
Sample1.mp3 3分24秒、3.90MB 賑やかだったのは最初の10分くらいで、あとは2時間あまりの静寂の音。人工ヘッド"Pelias"とPCM-D50で録音。(すべての音響効果をOFFにして、ヘッドフォンでお聞き下さい / Please turn off all of sound effects and use a headphone)
  
Sample2.mp3 2分56秒、3.35MB 午前10時前、少しづつ風が強くなってきた。人工ヘッド"Pelias"とPCM-D50で録音。(すべての音響効果をOFFにして、ヘッドフォンでお聞き下さい / Please turn off all of sound effects and use a headphone)
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