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 日常のありふれた音の記録です
2014年12月,2015年1月
2015年1月25日 プロセッシングシステムVer5.1が動き始めた。といっても機能上の改良ではなく、もっばら使い勝手の改善で、いくつかの機能を追加している。でもこういった使い勝手の問題となると、コトはナカナカ面倒である。使ってみてはまた変更の繰り返し。いくつもの動作の異なるバージョンが同時にできたりする。おかげで年末年始はもちろんブチ抜き状態、12月と1月の大部分はほとんど出かけられないで終わってしまった。でも前々から気になっていた部分なので、使い勝手は確かによくなったような気はする。あとは肝心の使っている人間の問題なのだが、これはもうどうにも改善の余地なし。あきらめるしかない。無駄な努力はしないのである。
結構冷え込んで霜の降りた朝、久しぶりにキャンプ場へ。2週間ほど前にキャンプ場の上から新しく山道を作るという話を聞いたが、今日来てみるともう出来上がっている。さっそく登ってみたがなかなかの急斜面45度。ヒーコラ。サッサ。これはもうどうでも途中で一休み・・・はしなかったが、なんか15階建てのビルの階段でも黙々と登っているような気分。出来立てなので地面がまだ落ち着いていないのから、足場はもう一つ。道はずっと向こうの別の道へと続いているが、しんどいので頂上近くのサクラの木が生えている辺りで引き返す。でもこういった道を60過ぎのお年寄りが散歩がてら頻繁に歩き回っているのである。オイラもちっとは駆け登って足腰鍛えないといけないな。なにしろここ2ヶ月の蟄居生活で脚萎え状態なのである。
Sample.mp3 1分24秒、1.61MB キャンプ場の西の谷で。聞こえるのは近くで木を切っているチェーンソーの音ばかり、今日は音の少ない日だ。人工ヘッド"Pelias"とPCM-D50で録音。(すべての音響効果をOFFにして、ヘッドフォンでお聞き下さい / Please turn off all of sound effects and use a headphone)
真冬時、天気が少しでも暖かいと猫は頻繁に野良に出かけてネズミを獲ってくる。そのままシッポひとつ残さず平らげることもあるが、たいていはいたぶっているうちに逃げられ、部屋の中で行方不明になってそのまんま、ということも多い。ある日古いパソコンを使おうと、立てかけてある棚の横から取り出したら異様な臭い。しかもパソコンには何やら黒い紙の端キレのようなものが付着している。これは!、と思って取り出した場所を確認するとペチャンコになったネズミの死体。厚さはわずか3mm程しかない。ミイラ化しているとはいえすさまじい腐臭である。あわてて引き剥がし掃除した。1週間ほど前猫が取り逃がして行方不明、数日前ふたたび見かけたので探し回ったのだが、パソコンを持ち上げた瞬間に入り込んで、そのまま下敷きになり圧死したらしい。部屋の中でしばしば正体不明の異臭が漂うことはまれではない。行方不明になったネズミも数知れず。しかしその末路はほとんど確認できていない。なにやらコワいのである。

2014年12月6日 12月に入って気温は早春並みになり、今日初めて霜が降りた。なんだかこのところ忙しぶるのに忙しくて出かける暇がない。たまにできた暇は睡魔が食いつぶす。モッタイナイ。これじゃいけないと朝早くから出かけてみたが、キャンプ場は谷川の音だけ。西の谷へ回ってみたが似たようなものだ。公的休日なので騒音は意外と少ないが、日が高くなるにつれて風も強くなり、貴重な音もどこかへ吹き飛ばされてしまった。しかたがないので早めに引き上げてヒルメシを食ったら、またまた睡魔に襲われて貴重な時間が・・・。毎年のことだが12月になるとなんだかとても時間の経過が早くなるような気がする。特に夜なんか居眠りしている間に過ぎ去ってしまって、たちまち朝だ。睡眠不足?。冬の夜ってそれを十分に埋め合わせるくらい長いはずなんだけれどな。
Sample.mp3 1分47秒、2.09MB キャンプ場の西の谷の奥の谷川の支流。その脇の薄暗くて湿っぽく寒々とした木陰にマイクをほっぽらかして、ボクはもっと下流の明るくて心地よい道端でのんきに日向ぼっこだ。そんな心がけでは・・・。人工ヘッド"Pelias"とPCM-D50で録音。(すべての音響効果をOFFにして、ヘッドフォンでお聞き下さい / Please turn off all of sound effects and use a headphone)
乾電池の容量って昔からどう変わっているのか。大きくなっているのは確かだが、たぶん4倍5倍の段ではないはず。前から気になっていたので少し調べてみたが、変遷が込み入っていてとても一朝一夕には分らない。それでも大昔の紙の外装の電池からすると多分十倍以上にはなっているはず。でも昔と比べて長持ちするという実感はあまりない。機器そのものは省電力化が進んでいるが、たぶんそれ以上に大電力を消費する機器が増えたせいだろう。たしかにラジオなんかイヤになるほど長持ちする。すべて充電池にすれば経済的だが、そうはいかない場合もある。さらなる大容量の電池を・・・と望みは尽きないが、究極は無尽蔵にエネルギーを取り出せる永久電池。エネルギーの保存則そのものは経験則だから無下に否定はできないが、可能性はほとんど完璧にゼロに近い。でももし万一そんな物ができてしまったら、宇宙、というより真空そのものが崩壊してしまいそうな気がする。あまり度を越した望みはもたない方がいいのかも。
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